学生を集める学校コンサルタントのブログ

半永久的に学校を繁栄させるには、【真の学生募集】を実践することが不可欠です。専門学校をはじめ大学、短大の学生募集に特化したコンサルティングを専門とするスクールマーケッターが、学校を繁栄させるためのノウハウをこっそりお教えいたします。

 

ブログランキングに参加しています。
 クリックお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ


無料レポート進呈!
『学校コンサルタントが教える
学生募集の方法』

(PDF310ページ)
募集戦略やコンセプト構築についての
アイディアが満載!


学校コンサルタントが教える コンサルティング・マニュアル

学校コンサルタントを雇わなくても、自分でコンサルティングができてしまう学校経営者のためのマニュアルです。

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< December 2008 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
常識的な発想と非常識な発想

 2008年も後9時間ほどで過ぎようとしています。

ところで、今年の学生募集での目標は達成できましたか?
計画どおり順調に学生募集がうまくいった学校さまは、おめでとうございます。

もし計画どおりに学生募集が運ばず、未だ定員集めに苦戦されている場合には、来年のために本日のお話をご参考にしてください。

タイトルにありますように、学生募集を常識的な発想で考えますと、
「どうして、受験生が集まらなかったのだろうか?」
を追求すると、答えがでてきます。

学生募集で効果を上げるベターな方法は、
顧客満足度」を高めることです。


学生募集の場合には、顧客は、受験生であり在校生でもあります。
受験生が入学すれば、在校生になるのですから、顧客満足度を上げるには、在校生が満足することを徹底的に追求すれば、良いわけです。

あなたの学校の在校生をより満足させることとは、何でしょう?

それはカリキュラムであったり、授業内容であったり、教師の質であったり、学校生活であったり…。と、上げてみれば、たくさんあるはずです。

学生満足度を少しでも上げるために、貪欲になって努力工夫すれば、必ず、満足度はあがっていくはずです。

学生満足度が高いということは、競合校との大きな差別化にもなります。
それを広報で活かせば、必ず、募集効果も上がることでしょう。

この方法は、シンプルでもっともベターな学生募集戦略です。
そして、私がお勧めする方法です。


ところが、不況時では、このような常識的な発想だけでは、中々、効果が表れにくいものです。
過去の経験や知識という固定概念を一度、外して、考えてみることも必要になります。


今朝、テレビを見ていますと、この不況時に成功している会社が紹介されていましたので、参考までにご紹介します。


レストラン業で成功している例

不況のため、外食業界も客離れが続いています。
その業界にあって、年々、売上を増やしているレストランがありました。

どうして、このレストランでは、お客が増えているのでしょう?
それは、新鮮な野菜や魚を安く仕入れることで、格安な価格を設定していたのです。

野菜や魚を安く仕入れるために、社長がしたこととは?
それは、野菜や果物では、見栄えが悪い場合やサイズが規格外である場合、いくら味がよくても売り物にはならなくタダ同然で捨てられるそうです。その「わけあり商品」を農家から破格の値で仕入ていたのです。

農家が作った作物を無駄にしないで、仕入れることで、農家からも喜ばれ、レストランに来るお客さまにも安く美味しく食べてもらえる。正に一石二鳥の方法です。

業界類の場合も、漁師さんが売り物にするために獲る魚に混じって、数匹、他の魚が獲れるそうです。今までは、そんな魚は漁師さんが自宅に持ち帰り、自身で食べていたそうです。

レストランの社長は、そこに目をつけて、安く買い上げていたのです。
漁師さんにしても、多少安くても、商品として売れることの方が望ましいわけです。

レストランのお客にすれば、国産の魚が美味しく食べられるのですから、こんな良いことはありません。
だから、口コミでお客が増えていったのですが、食材を無駄にしないという方法が、マスコミにも取り上げられ、さらに繁盛したようです。



ゴルフ場で成功している例

不況になると、接待費の削減もあり、ゴルフをする人も減っているようです。
そこで、あるゴルフ場の経営者が、考えたこととは…

それは、ゴルコン(ゴルフコンパ)というものです。
若い男女がする合コンというのがありますが、それをゴルフに応用したのです。

ゴルコンイベントを企画し募集したところ、大反響で、お客が集まったとのことでした。
ゴルフ客としても、もちろん、プレイすることが第一なのでしょうが、若い女性(男性)と友達になる良い機会にもなれるのですから、嬉しい限りです。

従来のゴルフの概念では、あり得なかったことだと思います。
社長の非常識な発想の勝利です。

この社長いわく、「この他にも、いろんな非常識な方法を取り入れていますが、大きく当たったのが、このゴルコンでした。」


どうですか?

時には、このような非常識な発想も必要になります。
そのためには、頭を柔らかくして、固定概念を外した自由な発想ができるようにしないといけません。

でも、発想の基本にあるのは、「顧客満足度」です。
いかにすれば、もっと、顧客の満足度を上げられるかというものです。

学生満足度を上げるためには、常識的にも非常識的にも発想できないといけません。
そのような自由な発想をするためには、勇気が必要になります。

そのためには、勇気の元である教育への情熱を高めることが重要です。

→ 効果的な高校訪問の方法


にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ←ブログランキングに参加しています。
          クリックで応援お願いします。


「学生募集」に関心のある方はこちらもご覧ください。

| 戦略 | 14:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
受験生を引き寄せる法則

 受験生を引き寄せる法則とは、何だと思いますか?

学校が受験生を引き寄せるには、引き寄せの法則が関係しています。
引き寄せの法則とは、心の波動が同じ周波数の物事を引き寄せるというものです。
いわゆる「思いは実現化する」というものです。

そして、受験生の引き寄せに最も強い影響を与えている「思い」が存在します。


一言でいうと、それは、「情熱」です。
教育への情熱であり、学校経営への情熱です。

学校トップや教職員に、教育への情熱がなければ、受験生からは、何の魅力もありませんし、受験生どころか、在校生からも魅力のない学校になります。

反対に、学校トップが、学校経営のビジョンをありありと描き、教職員が学生一人一人をどんなふうにして成長させようかと、日々情熱をもって行動していたら、学校全体が活気に溢れます。

学校トップや教員の情熱は、学生にも伝わり、教師との信頼関係も厚くなります。
その結果、学生の勉強意欲が向上することになります。

こんな学校では、在校生からの口コミもよく、社会からの評価も高いのが普通です。
そして、学校の中味が良ければ、自然と学生募集に関しても、力が入るのは当然の流れになります。

誰でも、良いものを紹介したいというのは、良心があれば当然だからです。

「ウチの学校に来れば、こんなに良いことがある。」となれば、
学生募集担当者としても、学生募集に力が入ります。

受験生のためにと、アイディアを練り工夫すれば、学生募集方法も効果があるものができます。
募集に力が入れば、自然と、受験生にも熱意が通じます。
結果、受験生が増えるということです。


こんな事は、誰でも分かることです。
ところが、いざ、「情熱を持とう。」と思っても、どうすれば良いのかが分からないのが普通です。
それは、情熱という言葉自体が、あまりにも漠然としたものだからです。


前置きが長くなってしまいましたが、本日のお話は、「情熱を持つ方法」についてです。

情熱の重要性については、誰も否定する人はいないはずです。
そして、情熱があることで、大きなことも達成できるというのは事実です。

逆にいうと、情熱がないと小さなことしか出来ないということになります。
このことは、目標に関係しているからなのです。

どこの学校でも、目標はありますし、
教育目標や教育理念も、どこの学校でもあります。

ところが、目標があるのに、情熱が溢れてこないのはどうしてでしょう?

「ウチでは、みんな情熱に溢れているよ。」といわれるのなら、
どうして、受験生や在校生にたいして、その情熱が伝わっていないのでしょう。
情熱が伝わっているのならば、受験生が殺到しているはずです。

それは、今の目標が建て前の目標のため、「馬の耳に念仏」になっているのです。
本来、目標を立てる目的は、行動する力を出させるためにあります。

今ある目標が、建て前の目標で行動する力が出ないのであれば、学校にとって無意味かもしれません。

では、どうすれば、行動するエネルギーが生まれるのでしょう?

それは、目標をビジュアライズ(視覚化)することです。
今ある目標を現実にありありと見えるように、具体化することです。


目標をビジュアライズする方法

1、誰が(誰と)
2、いつ
3、どこで
4、何を
5、どのようにして(障害への対応策)
6、どうなる
7、1から6の項目をよりイメージできるように、具体的な文章とイメージ画像で表現する。
8、
毎日、目標を見る


この時に大事なことは、目標がすでに達成されているように見えていることです。
そのためには、目標が、現実と区別できないくらいにありありとしたものに作ることです。

目標がリアルであればあるほど、心の中でも、目標が達成されると信じられます。

ところが、期限も決まっていないような漠然とした目標では、目標を読んでいる本人も、内心では、「でも、無理かもしれない…」と、思っている場合があるものです。

これでは、情熱など持てるはずがありません。

目標が、明確になれば、疑いを持たなくなります。
そして、自分を信じることができます。

自分を信じると、他人に対しての言動や行動にもパワーが生まれます。
情熱ある行動は、周りのものにも影響を与えていきます。
あなたの周りの人たちすべてに情熱が広まっていくのです。

その結果、受験生から人気ある学校となり、受験生が殺到することになるのです。

このように、情熱は、良いことばかりなのですが、目標をビジュアライズ(視覚化)出来ないと、情熱は生まれてこないことを理解しておいてください。

⇒ 学生募集における差別化戦略


にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ
ブログランキングに参加しています。
クリックのご協力お願いします。


学校経営、学生募集に関心ある方は、
「学生を集める学校コンサルタント」もご覧ください。

| マインドセット | 10:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
メリークリスマス


保険屋さんからのクリスマスカード。毎年、この時期に送られてきます。




出版業者からのクリスマスカードです。
綺麗だったので、クリスマスまで置いていました。




不動産業者からのクリスマスカードです。
これも毎年送られてきます。




これは、行きつけの歯医者さんからのバースディカードです。
毎年、家族の誕生日になると、親切にカードが送られてきます。



どれも、心がこもっていて嬉しいものです。
カードはハガキですから、印刷代を含めても1通あたり100円以内に収まります。
これだけ安価でありながら、効果は大です。

それは、わざわざクリスマスや誕生日に自分のために贈ってくるところが少ないからです。
些細なことですが、こんなことからお客さんに好感をもたれ、お店への信頼度も増していくのでしょう。


さて、貴校では、資料請求者や合格した学生に対して、このようなクリスマスカードは送られていますでしょうか?

もし、まだであるなら、季節ごとの行事に出してみてはいかがでしょうか?

「嫌、ウチではそんなことまでしなくても…」
こんなふうに思われているのなら、今以上に学生募集で成果を上げることは厳しいはずです。

なぜなら、他の学校が努力をしているからです。

アメリカの有名なマーケティングコンサルタントであるダン・S・ケネディ著「大金持ちをランチに誘え」のなかに、こんな一節がありましたのでご紹介します。


私は、30人の新しい患者さんに来てもらう一つのやり方は知りませんが、一人の新しい患者さんに来てもらう方法を30通りは知っています。
そして、私は、その30通りをすべて実行するのです。

                            
             〜ある成功した専門医の言葉〜


どうですか?
マーケティングでも経営でも当てはまることですが、
大事なことは、良いとおもうことはすべて実行してみることです。

考えるのは、実行した後からということです。

いわゆる、PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)です。

成功している企業や学校では、必ずこの行動をとっています。


学生募集に関心のある方は、こちらもご覧ください。

→ 効果的な高校訪問の方法

にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ 

ブログランキングに参加しています。

クリックのご協力お願いします。

| マーケティング | 09:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
不況時に独り勝ちするユニクロの秘密

先日、カンブリア宮殿というテレビ番組で、アパレルメーカー「ユニクロ」の柳井社長が特集されていました。

ユニクロといえば、みなさんご存知のように、この不況時に毎年売上を倍増している会社です。2008年8月期決算の売上が5800億円(売上総利益が2900億円)で、売上高前年比が107.9%というのですから、驚異的な数字を上げている会社です。

その奇跡的な経営の秘密について話されていましたので、ご紹介したいとおもいます。


USP(商品独自優位性)

   
何といっても、ユニクロの強さはUSPにあります。

フリース」という商品は、今でこそ定番で、誰でも知っている商品ですが、「軽い、洗える、乾きが早い、安い」という特徴で、爆発的にヒットしました。フリースによって、ユニクロブランドができたといっても過言ではないでしょう。




1998年頃からブームになり、ピーク時の2000年には1200万枚も販売したそうです。
単純計算で、日本国民の10人に1人がこのフリースを買ったことになるのですから凄いヒットです。


今回の気になる!ヒット商品 「ヒートテックインナー(2008秋/冬)」
ヒット商品である、ユニクロの「ヒートテックインナー」。スポーツメーカーや下着メーカーの素材に並ぶ高機能素材を使用。発熱・保温・保湿・抗菌・ストレッチの5つの機能を備えた、暖かさを追及した商品。


そして、今年秋のUSPであるヒートテックシリーズが店頭に並ぶと、2000万枚を売上げて完売。
これだけの成果を出したにはこんな理由があったのです。

商品企画は1年前からスタート。試行錯誤を繰り返し商品はカタチになっていく
1年後の発売に向け、各担当者とコミュニケーションを取りながら、ファッショントレンドやユーザーアンケートをベースに徐々にコンセプトが固めていく。サンプル作成やモニター調査を幾度も重ねる。
数量計画、生産計画、店舗でのプロモーション企画、発売の日は近づく
商品を世に送り出すためには、様々なプランニングが必要だ。店舗での販促、全国約750の店舗に商品を並べるための数量計画、それを実現する生産計画…1人でも多くの人に商品を届けるビジネス戦略がここにある。
2008年8月、ついに発売日
店の前には、ヒートテックを買い求めるお客の列があったのです。



時代に合わせたコンセプト

ユニクロのサイトを見て驚いたのは、いつのまにかコンセプトが180°転換しているからです。
以前のコンセプトは、「何も足さない。何も提案しない。」というシンプルさをウリにしていたはずだったのですが、現在は、「組み合わせ」をコンセプトにしているようで、店頭でも着こなしをイメージできるように陳列されています。
そして、一つの商品でもカラーバリーエーションを増やし、様々な組み合わせを楽しめるようにしてオリジナル性を演出しているのです。

何といってもユニクロが凄いことは、一時期ヒットしたからといって、その手法にこだわらずに、時代時代に合わせたコンセプトを打ち出すところです。

また、ユニクロが変わることで、社会に新しいニーズ・ウォンツをつくっていることも事実でしょう。現在人の飽き性というか、新モノ食いという顧客心理をよくつかまえていますね。




広告戦略




ダンサーの動画が見られるキャンペーンサイト「UNIQLO MIXPLAY」
キャンペーンにYouTubeを活用したり、ダンサーの動画が見られるユニークなブログパーツを配布するなど、ユニクロは昨年から、CGM(Consumer Generated Media)を活用したWebプロモーションに力を入れている。キャンペーンにYouTubeを活用したり、ダンサーの動画が見られるユニークなブログパーツを配布するなど、ユニクロは昨年から、CGM(Consumer Generated Media)を活用したWebプロモーションに力を入れている。


マンネリを打破したい

「商品やプロモーションがマンネリになっていたため、既存顧客はリピートしてくれても、新しいお客さんはなかなか来ないという状態になっていた。そこでプロモーションの仕方や商品を変えていこうという方針になった」と同社新メディア情報発信チームの勝部健太郎リーダーは話す。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/06/news053.html


仕事というのは、知らず知らずのうちにマンネリ化していくものですが、このマンネリに気付かないと、顧客のほうが離れていきます。
顧客を引き寄せるためには、常に新鮮なものを取り入れていく必要があるのでしょう。




商品陳列方法

柳井社長自ら、店頭に赴き商品の陳列方法についてアドバイスするシーンがありました。
「商品を並べるだけではなく、商品説明のポスターを貼りなさい。」

従業員が、さっそくその指示に従うと、翌日、なんとその店頭の売上が1.5倍に。
柳井社長が言っていたのは、「顧客視点で考えて行なえ。」ということだったのです。

他店が行なっているからという理由だけで、商品陳列をしてはいけない。
「こうすれば、お客さまに分かりやすい。」
「こうすれば、お客さまが欲しくなるだろう。」


というように、常に、顧客中心に物事を考えると、ビジネスでは成果がでるのですね。




ビジネスは1勝9敗で成功する

番組の中での柳井社長の印象的なことばです。

実は、今でこそユニクロは躍進していますが、ここにくるまでに多くの失敗を重ねています。

フリースのヒットの後に、海外進出を試みたものの順調な歩みとはいえませんでした。
2001年に華々しくロンドン・デビューし、一時は21店舗まで拡大したものの、巨額の赤字を計上し、15店舗を撤退。リージェント・ストリート店やオックスフォード・ストリート店など6店舗を残すのみとなったのです。

02年秋に参入した野菜・果物の販売事業も、はじめてからわずか2年で撤退しています。
事業に対する見通しが甘く、会員制の宅配で目標の会員数を確保できなく、店舗販売でも集客が伸び悩んで、黒字転換のめどが立たないと判断したからなのですが、早い決断です。

これだけではなく、ユニクロの歴史は失敗の連続だったようです。

柳井社長のことばから

「いやいや、私は普通の人間だよ。いつも失敗だらけでたまたま成功しただけだよ。10も20もいろんなことに挑戦してその中で1つ成功したのがユニクロだったんだ。」

そこが柳井社長のすごいところです。
失敗を恐れない。そしてかつ撤退する勇気を持っている。だから失敗が大きな痛手につながらないのでしょう。

もう一つ、柳井社長のことばで印象に残ったのが、
「早く失敗する。何事も早くチャレンジして失敗することが大事だ。そうすれば、早く成功できる。そして、9つ失敗したから成功ができた。」

新しいことに取り組むときには、失敗しないように十分に検討に検討を重ねて実行に移します。
しかし、100%成功するわけではありません。失敗する可能性のほうが高いかもしれません。それでもチャレンジする勇気が大事ですし、行動に移さないと結果はでません。

たとえ、それが失敗したときでも、真摯に失敗を認め、大きな痛手になる前に撤退の決断をする。それが経営者として成功していくひとつの秘訣なのかもしれませんね。



ユニクロの成功の秘訣は、学校経営でもたいへん参考になるとおもいます。


学生募集など学校コンサルティングに関心のある方はこちらもご覧ください。


→ 効果的な高校訪問の方法


にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ ←ブログランキングに参加しています。
             クリックをお願いします。
 
| マーケティング | 09:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
基本を制する学校が繁栄する真実

 勉強でもスポーツでもビジネスでも上手くなる1番のコツは、「基本」に忠実なことです。

勉強の場合、いきなり応用問題を解く練習ばかりやっていても、本当の学力はつきません。
スポーツの場合でも、たとえオリンピックで金メダルをとった選手にしても、毎日の基礎練習は欠かしていません。

同じように、経営であっても、基本が出来ているから、景気不景気に左右されず繁盛していけるのです。

経営の基本とは、何だと思いますか?

それは、じつにシンプルなものです。

経営の基本

1、ニーズのある商品を売っている
2、集客力がある
3、リピートが多い
4、顧客からの信頼がある
5、利益が上がる



他にもありますが、以上のことができていると、経営は繁盛し存続します。
これは、誰も否定できないことです。

「なんだ、そんなこと誰でも知っているよ。」
と仰られるかもしれませんが、経営の基本とは、それくらいシンプルなことです。

ところが、いつも繁盛している会社もあれば、倒産する会社もあるのは何故でしょう。

知識としては、経営の基本を知っているのですが、実行していないのです。
実行していなければ、知らないのと同然です。

会社の経営状態が悪くなってから、「何が悪いのだろうか?」とか、「どうすれば経営が上向くのだろうか?」と悩んでしまうのです。

そして、これと全く同じことが、学校経営でも起きる場合があります。
そんな時には、先程の経営の基本に照らし合わせて考えると答えがでます。


学生が思うように集まらない場合に、考えられる原因として

1、学生や受験生が、本当に学びたいカリキュラムであり、授業内容、教育方針であるか?
2、学生募集テクニックを駆使しているか?
学生募集テクニックとは、もう少し詳しくいうと、「適切なメッセージを適切なメディアに載せ、適切なマーケットに届けること。」です。
3、毎年、同じ高校からの受験生があるか?無いとすれば、何故無いのか理解しているか?
4、顧客である在校生やお得意先の高校から、自校への信頼度調査を行なっているか?不満点について改善しているか?
5、募集計画を綿密に立てているか?そして、計画の見直しをしているか?



当然すぎるほど、当然なことなのですが、実際、学生募集でつまづくケースでは、この学校経営の基本ができていないことが多くあります。

ですから、これらの一つでも、思い当たる点があれば、そこが問題箇所であり、改善されるべきなのです。

これら基本をはずれて、戦略を練ったり奇襲戦法をつかっても、一時しのぎであり、本当の意味での学校繁栄を確立することは困難になります。

学校を繁栄させるための学生募集力を強化したいなら、こちらもご覧ください。
 

→ 効果的な高校訪問の方法



にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ ブログランキングに参加しています。
           クリックをお願いします。

| 学校改革 | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
学生募集における差別化戦略

 少子化に加えて、これだけ学校(学部・学科)が乱立すれば、他と同じことをやっていても、良い結果がでるはずがありません。

これは、学校に限らず企業や個人商店であっても同じことです。
そのために、企業が努力していることは何かというと、

それは…

「どうすれば、USP(ユニーク・セリング・プロポジション:独自優位性)を向上させられるか?」
です。
いわゆる差別化というものです。
差別化するためには、USPを構築し強化することは絶対的なことです。

USPを構築・強化する手段はいろいろありますが、
USPを構築・強化するために特に有効なのは…

1、普通では考えられないような保障
2、サービスの優位性
3、価格の優位性
4、競合校に対する信頼性の差別化
5、時間
6、付加価値
7、その他、意味のある特性

などです。


USPのヒントとしては

1、貴校や他校みんなが行なっていることで、受験生や入学者(在校生)が、がっかりしたり、いらいらしていることは何?

2、競合校ではできないが、貴校ならできることは何?

3、受験生や入学者が望んでいるもの、社会にとって重要なものは何?



これらを考えてみると、アイディアが頭に浮かんでくるのではないでしょうか?
それが貴校のUSPなのです。

そして、USPを構築するうえで大事なのは、簡潔で明快にターゲットに伝わらないといけないことです。

どんなに素晴らしいUSPであっても、ターゲットに理解されないようなUSPでは、マーケティングとして役に立たないからです。

その上で、「なぜ、受験生が他の学校ではなく、貴校を選ぶのか?」という理由付けがなければ、学生募集での成果は上がらないでしょう。


USPを構築しても学生募集で成果を上げるためには、USPを簡潔な言葉で伝える必要があることは、理解できたとおもいます。

その上で、USPは相手にとって魅力的で、強く訴えかけるものである必要があります。
同じことを言っていたとしても、訴求力のある言葉の場合、相手の感情にまで訴え行動させることができるからです。

それでは、USPを簡潔で訴求力ある言葉にするためのアイディアをいくつかお教えしましょう。

配管業者の例でよくあるのが、「無料点検」というUSPです。
これを「家の配管に問題が無いか、無料でお調べします。」とすると、先程の「無料点検」という言葉とは大きな違いが生まれます。

学生募集でのいろんなところに、このアイディアは使えると思います。
「資料請求」、「奨学金」、「体験入学」、「お問合せ」、「随時見学」、「AO入試」…
どれも、無機質な言葉です。

これらに感情を吹き込むだけで、競合校との差別化が図れるのです。

USPを訴求力ある言葉にするためのアイディアとして、雑誌の広告や折込チラシ広告を参考にするとよいと思います。

これらは、競争の激しい業界の中で、工夫され洗練されたものだからです。

その中からいくつかを挙げます

「私どもでは、あなたのご予算、ニーズ、ご希望にぴったりの家だけをご紹介します。ご予算に合わなかったり、興味の対象から外れたりする家を紹介して、あなたのお時間を無駄にすることはありません。」

「私どもが、あなたの希望される引越し先についてよく知らない場合には、その地域で一番の会社をご紹介します。」

「この竿を使って釣れなかった場合には、料金はいただきません。」と豪語しているものまであります。

これらを参考にした言葉をつくることによって、貴校のUSPを向上させることができるのです。
そして、「なぜ、他校でなく貴校に入学するべきなのか。」を伝えられのです。

ぜひ試してみてはいかがでしょうか?


→ 効果的な高校訪問の方法

| 戦略 | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
知識は役に立たない

 学校経営に関するブログで、タイトルが「知識は役にたたない」というのは、おかしな話です。

実は、知識は大事なことなのですが、「その知識も使わなかったなら、雑学。」ということを言いたかったのです。


私の姉の話ですが、昔から姉はとてもアイディアマンで、家庭の収納などを工夫することが大好きでした。

押入れやクローゼットの中につかう突っ張り棒なども、自分で考え工夫して、早くから使っていました。

その後、突っ張り棒が、アイディア商品として大ヒットしたときに、姉が言ったのは、
「私のほうが、早くから知っていた。」でした。

いくら早くから知っていても、先に特許や実用新案を申請している人に権利があります。
ご存知のように、突っ張り棒の特許を申請した人は、大変な収入を得ることができました。

姉の場合、このように、後になって悔やむことが何度もあったのです。
そして、いつも、「特許を申請していたら…」と。

これは、姉に限らず、一般人ではよくあることです。

ところが「知識を実行する。」ことの大切さを学生に教える学校であっても、これが出来ていないことがあります。

仕事柄、学校のトップの方や募集担当の方とお話します。
その中で、マーケティングや学生募集について説明したときに良く言われるのが、
「そんなこと、言われなくても知っているよ。」なのです。

それでは実際に行なっているのかといえば、何も実行に移せていないことが多くあります。

先程の「知っているけれど、実行していない。」と同じケースです。

どれだけ知識が豊富にあっても、行動に移さなければ、結果はでてきません。
行動しなければ、良い結果もでませんし、悪い結果もでません。

自分は何も変わらないのですが、周囲や社会は変化しているので、取り残されることになります。

学生募集で成功し、どんどんと学校が繁栄しているところでは、常に新しいアイディアを行動に移しています。


学校に限らす、企業でも同様です。

先日のニュースで、アパレル業界売上1位にユニクロがなったとの報道がありました。
不景気な時世にも関らず、凄い利益を上げていました。

何故だと思いますか?

これは、毎週末に入ってくる新聞折込にあるユニクロの広告を探すと分かるのですが、必ずといっていいほどに、毎回、新商品が出ているのです。

1週間単位で、新商品が出ているのですから、商品開発する側にとっては大変な苦労になります。

でも、購入する側にとっては、新商品に魅力があるので嬉しいことです。
ですから、服が好きな人は、何度もユニクロに行くのでしょうね。
ユニクロの店に行くと、毎回、新しい商品が置いてあるので、お客にとっても楽しいはずです。

その結果、この不景気に関らず、売上がどんどん伸びているのです。

ところが、このユニクロがとっている戦略を競合が知らない訳がありません。
ユニクロのように、次から次へと新商品を出せば、店が繁盛することは誰でも知っています。

競合はユニクロのように、何故しないのでしょう?
店が繁盛することがわかっているのに、何故しないのでしょう?

しないというより、出来ないのかもしれません。
出来ない理由を一杯並べて、自分で納得しているのでしょう。

そして、その結果、不景気に飲み込まれているのです。


ユニクロと全く同じ戦略をとっている会社が他にもあります。
それは、マクドナルドです。

マクドナルドでは、以前から、毎月のようにいろんな子ども向けのプレゼント企画をしています。
子どもというのは、新しいものが大好きです。

ですから、マクドナルドでは、毎月、新しいキャラクターの玩具をプレゼントすることで、家族連れを呼び込んでいるのです。

この企画も大ヒットし、マクドナルドは、同じ戦略をずっと続けています。
戦略は同じなのですが、プレゼント用のキャラクターグッズは、いつも新商品なのです。

その結果、ハンバーガーショップのトップをずっと維持しているのです。

この戦略を他のハンバーガーショップや飲食店が知らないはずがありません。
でも、行なわないのは、何故でしょう。

「知っていてもできない。」という体質が、あるのです。

行動力というのは、知識とは異なるものです。
感情脳や心構えなどに影響されることが多いものです。

人は、行動力を勇気とか積極性とか言いますが、ビジネスでは、
「良いと思ったことは、とり合えずやってみる。」ことが重要なことなのです。

行動しながら、様子をみて検討する。
良ければ、進み、
悪ければ、修正する。


いわゆるPDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)というものです。

これが出来るか出来ないかによって、成功する学校と成功できない学校とに分かれていくのでしょう。

⇒ 学生募集における差別化戦略


にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ ブログランキングに参加しています。
           クリックをお願いします。


  「学生を集める学校コンサルタント」もご覧ください。

| マインドセット | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
学生募集で結果を出すマーケティングの秘密

 「学生が集まらない…」と嘆く前に、学生を集めるための方法を学び、スキルを磨く必要があります。

学生募集と言っても、ある意味マーケティングだからです。
マーケティングに関する知識が疎かであっては、学生募集効果が上がらなくても当然です。

今回のブログでは、学生募集をマーケティングの観点からお話します。



     学生募集で結果を出すマーケティングの秘密

1、競合校の弱みに対する貴校の強みを強調する。

 学生募集では、必ず、競合があるわけですから、競合校に勝つための戦略を打ち出すことが大事です。
 競合校と同じことを行なっていたとしたら、良くても競合校と討ち死にすることになります。
 市場での競争は、食うか食われるかです。(共存というのは、需要・供給が安定していて、はじめて成り立ちます。)
 ですから、競合校にないものや優れているものをどんどんとアピールすることが大事になります。
 そして、それらの強みを徹底的に広告や学校案内資料、ダイレクトメール、見学会など、あらゆる場面で表現しないといけません。


2、精神と感情をコントロールする。

 学生募集の場面では、常に学生募集担当者は、自身の精神を安定させ、モチベーションを高めることも大事です。
 受験生や高校の進路担当者と面会したときに、活気がありやる気に満ち足りていると、相手を引きつけることが可能になるからです。
 そのためには、自分の学校を好きであり、自信をもって勧められるようにしていないといけません。
 さらには、受験生や進路担当者の感情をも高ぶらせることも重要なことです。
それは、人が決定する段階では、感情によることが多いからです。


3、診断し、カスタマイズし、処方する。

 見込み客である受験生は、みんな同じではありません。一人ずつ、欲求も悩みも異なります。
 これからの学生募集では、これら異なるニーズ・ウォンツに対応できるようにすることも重要なことです。
 一人一人の受験生に適した対応ができるようになると、今までより、ずっと受験生からの反応がよくなることでしょう。


4、高校から、その道の専門家として信頼できるアドバイザーとして招待されるようになる。

 顧客である高校に対して、いつも「受験生をご紹介ください。」では、ただの営業マンになります。ところが、逆に高校に対しても、「無償で教えてあげます。」というようになれば、立場が逆転できます。
 高校側にしても、大学や専門学校の教員は、その道の専門家ですから、進学説明会などで専門家の立場から説明してもらえれば、嬉しい限りです。
 高校と、そんな良好な関係ができれば、学生募集は安定していきます。


5、ダイレクトメール、ホームページ、広告を自力で書けるだけのセールスレタースキルを身につける。

 学生募集では、ダイレクトメール、ホームページ、広告など利用することは欠かせません。
 そして、これらを使うことでの成果は、すべてセールスレターの出来次第になります。
 ところが、学生募集担当者に、このセールスレタースキルが無いことが多いものです。
 すべて、業者任せになっているところが多いのです。でも、業者にもセールスレタースキルが無い場合が多いのです。彼らのウリは、学生を集めるためのものではなく、ホームページや印刷物のデザインや美しさなどなのです。
 資料請求や体験入学者、受験生を増やすには、セールスレターの力如何によるものが大きいのです。


6、ベネフィット(利益、恩恵)を使う

 受験生にとっては、入学してから学ぶ内容や方法などよりも、自分にとってどんな利益・恩恵があることの方が重要です。
 ところが、学校のホームページや学校案内をみると、どれも入学してからの内容や方法が優先されているのです。
 受験生と学生募集の側では、かなりのギャップがあるのですから、募集効果が低くなっても仕方ないことでしょう。
 学生募集では、常にベネフィットを一貫して使うように努めることです。
 ベネフィットによって、受験生にとっても貴校をイメージしやすくなることでしょう。 
 

7、リード・ジェネレーション広告を使った戦略をとる。

 看板広告などのイメージ広告では、広告効果が測定できませんし、最近では、広告を見て受験する学生は皆無に近くなっています。
 また、新聞やホームページなどの広告でも、体験入学や進路説明会へ多くの参加者を呼び込むことは困難です。
 そんな時、資料請求や問合せなどで知る事ができたリストであれば、その後、メルマガやダイレクトメールなどいろんな方法でコミュニケーションをとり、信頼関係を構築することもできます。
 信頼関係ができていれば、その後の体験入学や進路説明会、そして、受験を勧めるダイレクトメールの効果も高いものになります。
 (リード・ジェネレーション広告:資料請求や無料小冊子などで住所、名前、アドレスをア集める手法)


8、広告の最大の武器である証拠をつかいこなす。 

 ご存知のように、通販などでは購入客の感想文が、広告の大半を占めています。これは、一般客が広告を疑って見ることを通販の会社が、よく理解しているからなのです。
 そのために、営業行為よりも顧客の生の声を多く掲載しています。
 もちろん、顧客にしても販売会社のセールストークよりも、顧客の声を信じるのです。
 たとえ、学生募集であっても、これは同様な効果があるのです。ですから、大手塾や予備校の新聞折込広告では、この手法がよく使われているのです。


9、見学会や進路説明会では、価値のある自信のもてるプレゼンテーションを行なう。

 見学会や進路説明会に来るほとんどの受験生にとっては、貴校と接する機会は、この1回だけです。
 ですから、たった1回の機会を大切にする必要があります。
 そのためには、見学会や進路説明会の前には、充分な時間をかけて準備してから本番に臨むべきです。
 成績の良いセールスマンと、売上の上がらないセールスマンの違いは、この準備が充分であるかどうかなのです。


10、優先事項に対して時間を賢く使う。

 学生募集の仕事は、結果を出すことが最も重要なことです。
 結果とは、1に入学者を増やすこと。 2に体験入学や見学者を集めること。です。
 この2つが、学生募集では最も重要なことは、誰もが認めることです。
 ですから、何度も優先事項を確認し、入学者を増やすためと、体験入学者や見学者を集めることだけに集中しないといけません。


11、学生募集テクニックでは、感情を揺さぶる。

 直接学生に会って話す場合でも、セールスレターの内容であっても、学生募集で効果があるのは、相手の感情を揺さぶることです。
 そのためには、営業の場面での人間心理を学ぶことも大事なことです。
 上っ面だけのセールストークより、感情に訴える話の方が、受験生を引きつけることは明らかです。


12、受験前の時と同じように在校生にも出来る限りの注意を払う。

 受験前だけ受験生に対して丁寧に営業するのではなく、入学してからも同じように、気を使うことは大事なことです。
 入学後も在校生に関心を払うことで、在校生との信頼関係をより強くできます。その結果、口コミも期待できるでしょう。
 逆に、入学前と入学後に差があると、学生の学校への信頼を無くすことにつながるのです。


13、何事も真摯な情熱をもって取り組む。

 昨日のブログにも書きましたが、情熱があれば、不足しているものを補充する力が生まれます。
 情熱があれば、障害を乗り越えることもできます。
 情熱があれば、多くの前向きなアイディアが生まれます。
 そして、積極性が生まれます。

 大事なことは、情熱を育てることにあります。

 
 
まだ他にもありますが、特に重要なことを挙げました。
これらの点に気を付けて学生募集をすることで、成果は見違えたものになることでしょう。

学生募集方法に関心ある方はこちらもご覧ください。

→ 効果的な高校訪問の方法

 
 にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ ブログランキングに参加しています。
            クリックをお願いします。
 

| 学生募集 | 14:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
あなたの学校を改革できるエンスージアズム・パワーとは

 学校を改革し永遠に繁栄をさせるという大事業を達成するには、一般の人たちが持っているようなレベルの想いでは、かなりの無理を生じます。

学校改革という大事業を実行するには、あなたにそれだけの『情熱』がないと、継続することも困難になります。

今から、あなたが学校を改革するという大事業をはじめられるまえに、
再度、『情熱』について学ばれてはいかがでしょう。


エンスージアズム(enthusiasum)

エンスージアズムとは、魂のこもった熱意といわれます。
それが、情熱です。

情熱は、だれの脳の中にも潜在しているもので、情熱は育てるものなのです。
そして、人生やビジネスにおいて情熱なくして成功はないといわれていますが、はたして、本当なのでしょうか?

このレッスンでは、情熱についての知識とスキルを学んでもらおうとおもっています。
それでは、最初に、あなたが情熱から受けることができる恩恵とは何かを知ってもらいます。


情熱から受ける恩恵とは

情熱は、あなたの信念を外に向かって反映させることができます。
情熱は、あなたの存在を示す指標です。
情熱は、エネルギーを生みます。
情熱は、他人に伝染します。
情熱は、他人を引きつけるパワーがあります。
情熱は、あなたの究極の目標を今ありありとイメージさせることができます。
情熱は、積極的な行動を生みます。

など。

情熱は、このほかにも計り知れないほどの恩恵をあなたに与えます。

この事実については、あなたも良くご存知のことと思います。
情熱に関しては、日本だけでなく世界中の著名人が名言を残されています。

彼らの名言を読んで、情熱のパワーを再認識してください。

それでは、日本が世界に誇る松下幸之助氏の話からです。

上甲晃/松下政経塾元塾頭
松下幸之助の真語真髄「胸に改革の火種を」から
松下幸之助もまた、指導者の条件のもっとも基本となるものは、
「情熱」、「熱意」であると断定した。
頭が良いとか、悪いとか、あるいは人徳があるとかないとか、指
導者の条件はさまざまに上げられるが、そのどの条件よりも大事な
条件が「やる気」、「熱意」、そして「情熱」である。
あふれるような熱意があれば必ずそこに知恵が生まれ、創意工夫
がなされ、他人を動かし、成功へと導いていくという考え方だ。




限りない情熱があれば、どんなことにも成功できる。
チャールズ・シュワブ


情熱を持ち続けることさえできれば、チャンスは何度でも訪れます。
ビジネスに関していえば、特別な才能も資産も必要ない。
情熱を持ち続けられた人が成功を手にできるのだと思います。

松田公太(タリーズコーヒージャパン創業者)


知恵と情熱が人間のか弱い体の中でせめぎ合えば、
十中八九、情熱が勝ちを収めます

シェイクスピア


ある人は情熱を30 分持続できるし、またある人は30 日持続できる。
しかし、人生を成功させられるのは、情熱を30 年持続できる人だ。

エドワード・B・バトラー(米国の著述家)


人生は情熱によらなければ勝負できない事ばかりだ。
ハズリット(イギリスの批評家)


情熱は人を生かし、知恵は人生を生きながらえさせる。
シャンフォール


情熱は人を承服させる唯一の雄弁家である。
情熱のある朴訥な人が、情熱のない雄弁な人よりもよく相手を承服させるのである。

ラ・ロシュフコー(フランスの思想家)


日本に欠乏しているものは何か。
それは富ではない。知識ではない。
才知ある計略でもない。愛国心でもない。道徳でもないだろう。
日本に欠けているのは「生きた確信」である。
真理そのものを愛する「情熱」である。
この確信、この情熱からくる無限の歓喜と満足である。

内村鑑三


自分の情熱に従え。自分の本能に忠実になれ。
人の群れに惑わされず、いつも自分でいろ。

マイケル・フックス(HBO 会長)


情熱をもって君たちの使命を愛せよ。
これより美しいことはない。

ロダン(フランスの彫刻家)


私たち一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、理性は羅針盤、情熱は疾風。
ポープ(イギリスの詩人)


才能とは、情熱を持続させる能力のこと。
宮崎駿(アニメ監督)


情熱を持つ1人は、情熱を持たない100人に勝る。
ウォルト・ディズニー(ディズニー創業者)


情熱は・・・人間という原子を回転させる力であり、他人の家を訪ねたり初めて社会的に発言するときの抵抗感を克服させる。
つまりは勢いよく私たちを発進させて、いったん着手したなら容易に続いてゆけるようにさせる熱なのだ。

エマーソン(アメリカの思想家・哲学者・作家・詩人)


情熱なくして偉業が達成されたことはない。
エマーソン(思想家・哲学者)


愚かなことをする場合でも情熱を持ってやりなさい。
コレット(フランスの女性作家)


いかなる武力も打ち負かせない力がある。
その力とは、全民衆の「情熱」と「決意」である。

クワメ・エンクルマ(ガーナ初代大統領)


情熱がなければ、人は単なる潜在力と可能性にすぎない。
アミエル(スイスの哲学者・詩人・批評家)


情熱、それなくして人と呼べようか。
ホイットマン(アメリカの詩人)


偉人も小人も、同じ偶然、同じ不快、同じ情熱にみまわれる。
だが一方が車輪の端にいるのに対し、一方は車輪の中心にいるから、同じ動きでも振り回されることが少ないのである。

パスカル(フランスの哲学者・数学者)


私にとって、詩は目的ではなく情熱である。
エドガー・アラン・ポー(米国の小説家・詩人)


終わりというものはない。始まりというものもない。
人生には無限の情熱があるだけだ。
始まりと思うのも自分、もう終わりと思うのも自分。

フェデリコ・フェリーニ(イタリアの映画監督・脚本家)


人間の情熱と、喜怒哀楽の面積は正比例する。
田村和雄(田村設計社長)


稲盛和夫氏の講和から
人生をよりよく生き、幸福という果実を得るには、どうすればよいか。
そのことを私は一つの方程式で表現しています。
それは、次のようなものです。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

つまり、人生や仕事の成果は、これら三つの要素の"掛け算"によって得られるものであり、けっして"足し算"ではないのです。
まず、能力とは才能や知能といいかえてもよいのですが、多分に先天的な資質を意味します。
健康、運動神経などもこれにあたるでしょう。また熱意とは、事をなそうとする情熱や努力する心のことで、これは自分の意思でコントロールできる後天的な要素。どちらも〇点から一〇〇点まで点数がつけられます。
掛け算ですから、能力があっても熱意に乏しければ、いい結果は出ません。
逆に能力がなくても、そのことを自覚して、人生や仕事に燃えるような情熱であたれば、先天的な能力に恵まれた人よりはるかにいい結果を得られます。
そして最初の「考え方」。三つの要素のなかではもっとも大事なもので、この考え方次第で人生は決まってしまうといっても過言ではありません。
考え方という言葉は漠然としていますが、いわば心のあり方や生きる姿勢、これまで記してきた哲学、理念や思想なども含みます。



どうでしたか?

世界中の著名人が、情熱について絶賛しています。
情熱が人生やビジネスで成功するために大きく関わっていると言っています。

それでは、その情熱とは何なのかを紐解きたいと思います。

情熱は、あなたの学校の職員や学生にあなたを売り込む手助けとなります。
あなたが真剣に情熱を傾けると、ほかの人たちはあなたの熱意という菌に感染します。
そして、あなたを信じることになります。

ほかの人たちがあなたを信じると、彼らはあなたの考えを受け入れます。
なぜ、受け入れるかというと、あなたの言動に熱意に溢れた信念を見るからです。

ほかの人たちがあなたの考えを受け入れると、あなたと同じ恩恵を受けることができます。
情熱によって、あなたは問題解決に積極的になり、あなたの目標の実現に興奮をもってあたるようになります。

そんなあなたの行動が、周りの者を引き付け、進んであなたに協力的にしていくことでしょう。
情熱をもっていると、いままでより遥かに多くのことを成し遂げることが可能になります。

⇒ 学生募集における差別化戦略


にほんブログ村 教育ブログ 学校経営へ ブログランキングに参加しています。
           クリックをお願いします。



学生を集める学校コンサルタント」に関心のある方は
こちらもご覧ください。

| モチベーション | 15:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
 1/1