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学生を集める学校コンサルタントのブログ半永久的に学校を繁栄させるには、【真の学生募集】を実践することが不可欠です。専門学校をはじめ大学、短大の学生募集に特化したコンサルティングを専門とするスクールマーケッターが、学校を繁栄させるためのノウハウをこっそりお教えいたします。
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2008.05.31 Saturday
モチベーションを上げることは簡単!でもモチベーションの維持は困難…
モチベーションを上げることは簡単!でもモチベーションの維持は困難…
先日のモチベーションの続きの話をします。 専門学校などで学生募集をする上で、モチベーションが大事だというお話を前回しましたが、もっと具体的にモチベーションについてお話しようとおもいます。 と、言っても、モチベーションのことを話すとなると、一ヶ月くらい、こればかりになってしまうかも知れないくらい、奥が深いものです。 それでも、学校経営、教育、学生募集、など、どんな場面でもモチベーションが必要になるなど、モチベーションを外しては、良い成果は期待できません。 ということで、本題にはいらせていただきます。 やはり、モチベーションを上げることは、簡単だった! 先週から今週にかけての出来事なのですが、勉強が大嫌いのわたしの三女が、学校から帰宅するとすぐに、「お父さん、数学100点とったよ!」と、報告してきたのです。 本人も余程うれしかったのでしょう。 現在、三女は高校一年生なのですが、小学校、中学校をとおして100点を取ったのは始めての出来事だったのですから、これには、本人だけでなく、わたしも妻も驚きました。 突然、なぜ、娘にこんなことが起きたのでしょう? じつは、これには、わたしが深く関わっていたのです。普段、わたしは、娘に対して勉強についてとやかく言いません。それは、毎日、妻が、「勉強、勉強…」の繰り返しなので、その反動かもしれません。 でも、今回は、違いました。試験前に勉強をしないでテレビに夢中になっている娘をつかまえて、怠けている態度を注意しました。「アリとキリギリス」のたとえ話を例に出し、その心構えでは、将来、困るのは自分だと説明しました。この時、決して、「勉強しろ。」とは言いませんでした。「何のために勉強することが大事なのか?」「誰のために勉強するのか?」そういうことを中心に話したのです。 娘も勉強への強制がないので、心を開いて、わたしの話を聞いていました。 自信をつけると心構えが変わる そこで、わたしが取ったテクニックは、モチベーションスキルなのです。 娘に自信をつけさせるために、過去のテストでの良かった事や、勉強やクラブ活動などでの良い結果だけを話し、娘に思い起こさせたのです。それは、娘にとっても事実ですから、本人も認めざるを得ません。 「過去にもできたことがある。」と話すことで、娘の自信を取り戻させることが狙いだったのです。 このときに、過去の失敗や悪かったことの話をして、「なんで、勉強しなかったのか?」と、原因追及ばかりしては、確実にモチベーションは、低下してしまいます。 モチベーションを上げるためには、自信をつけることが大切です。どんな小さなことでも認め、誉めてあげれば、子供に限らず大人でもやる気がでます。 次に、もう一つ、私が娘に話したことは、2人の姉のことについてです。2人の姉は、学生時代それなりに成績を出していたので、三女にすれば、姉に対しコンプレックスを持っていることは分かっていました。 それで、私がとったのは、「姉2人とおまえは、同じDNAを受け継いでいるので、脳の出来は同じだ。」と言ったのです。そして、「姉2人とおまえは、何がちがうか分かるか?」と、質問したのです。娘は、考えていましたが、その答えが分からなかったようでした。 そこで、私は娘にこのように付け加えたのです。 「やれば出来るという能力は、同じかもしれないが、姉達とおまえでは、努力が違う。そして、心構えが違う。」、「姉たちは、もっと、自分の将来のことを考えて、前向きに努力している。決しておまえのように怠けなかった。」 これが、娘の心に火をつけたらしく、それからは、一生懸命、テスト勉強をはじめたのです。娘の心構えが変わったのでした。その行動に胸を打たれた親馬鹿な私は、テストの三日前に、「今回のテストで、一科目でも95点以上取ったら、5000円あげるよ。」「他はどうでも良いから、得意な一科目に集中して高得点をあげたら自信もつくからね。」と、言ったのですが、この時は、私もまさか95点は取れないだろうとの予測でいったのでした。 ところが、これが、更に、娘のモチベーションを上げたのでしょう。残りのテストまでの期間をラストスパートしたのでした。 そして、先日の結果が、初めに述べたように、「お父さん、数学100点とったよ!」だったのです。 この体験談は決して、私の自慢話をしているのではありません。このように、誰でも簡単にモチベーションを上げることが可能だということと、モチベーションを上げることができれば、必ず成果がついてくるという例を話したのです。 娘は、またテレビばかり見ています。 そうなのです。あれから娘は、テストで好結果をあげ、気を良くしているはずなのですが、テストも終わり、ほっとしているのでしょうか、また、以前と同じ生活状態に戻ってテレビばかり見ています。 テスト勉強の時の、娘のモチベーションは、どこに行ったのでしょうか? じつは、これが、モチベーションの姿なのです。 良い話を聞いたりすると、一時的にモチベーションが上がります。ところが、次の日になると、また、元の状態に戻るというのが、ふつうなのです。 では、どうすればモチベーションを維持できるのでしょうか? モチベーションをコントロールすることは、できるのでしょうか? 自分でモチベーションを上げることは可能なのでしょうか? モチベーションって奥の深いものです。 次回もモチベーションについて、さらに、詳しくお話します。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.05.27 Tuesday
モチベーションと学生募集の関係
出来ないのは能力の差ではなく、個人のモチベーションにあった
勉強や仕事でもそうですが、個人の能力にはさほど差がありません。あるのは、勉強や仕事へのモチベーションの違いです。いくら、子供を塾に通わせて勉強を教えたとしても、勉強をするのは本人ですから、当の本人が勉強に対するやる気がなければ、伸びないのは当たり前のことです。 当然のことですが、仕事で良い結果を出そうとするのであれば、先ず、心構えをつくり、モチベーションを高めることが大切です。ところが、イベントが毎年マンネリ化し、受験効果が上がらないとなげいている学校が多いことは残念なことです。そのほとんどの原因が、モチベーションの低さにあるのですから。 わたしの前職はモチベーター 実は、わたしごとなのですが、20年前に人材育成会社に在籍していたことがあります。わたしの任務は「モチベーター」という聞きなれない名称でした。今でいうならば、メンタルトレーナーに近い存在だと思いますが、モチベーターのほうは、メンタル面のケアよりも「やる気を動機づける」ことにポイントを置いています。当時、多くのクライアントさんをモチベートさせていただき、その後、その方たちが大きく成功される姿をたくさん見させていただきました。 わたし自身も人材育成会社を退職した後、自ら歯科材料販売の会社を興したり、又、専門学校で学生募集や学生指導の仕事も経験し、そして、今、コンサルタントという職に就かせていただいておりますが、今、振り返ると、20年前に学んだモチベーションアップのスキルがあったからだと思っています。転職する度に様々な困難や障害にあいましたが、苦労をしながらも乗り越えることができたのは、そのお陰です。 私やクライアントの方がモチベーションを高めることができたのは、特別な人間だからできたというものではありません。モチベーションをアップさせるスキルを持った者が、トレーナーにつけば、ほとんどの人はモチベーションが高まります。 たとえば、はじめて料理をする場合でも、一人で料理を作ろうとすると、中々、上手く作れないのが普通です。ところが、料理の先生がそばでコーチをしてくれたら、誰でも上手く作れます。モチベーションでも同じことが言えるのです。あなたをモチベートしてくれるコーチをつければ、これからのイベントは、人を感動させるイベントに変わることになります。 学生を集める秘訣は簡単です。単純にイベントを成功させればいいだけです! 貴校が、今よりイベントへの参加人数を多く集められて、イベントに参加者した人を「ワクワク。ドキドキ。はっ!。うんうん。ジーン。やった〜。」と、感動させることができたとしたら…。 そして、そのイベント参加者が、入学試験会場に押しかけている姿を想像してください… このように受験生を集めることは、実にシンプルなことです。ですから、学生募集で成功している学校では、このシンプルなことを徹底的に追求しています。ところが、学生が集まらない学校では、なぜかこの当然すぎるほどシンプルなことが出来ていません。この違いは何だとおもわれますか? それは、モチベーションの差なのです。 手法を教えてもらえれば、モチベーションは関係ないのでは… わたしの所には、学生募集に関して十分すぎるマニュアルがありますので、コンサルティングやセミナーでも、その中の一部をご紹介します。しかし、マニュアルというのは、一般的なもので、どこの学校にもそのまま応用できることではありません。ですから、A校で上手くいったから、B校でも上手くいくとは限らないのです。大事なことは、マニュアルを貴校にマッチさせ貴校独自のマニュアルに作り変えることなのです。 学生募集で成果を出すには、募集担当者様が頭をひねり、たくさんのアイディアを出すことができないと上手くいかないことが多くあります。そして、このアイディアを出す作業で最も必要になるのが、個人のモチベーションの高さです。 担当者様にやる気がみなぎっていると、アイディアはどんどんと溢れてきます。そして、本当に良いアイディアというのは、担当者様が関わっていないとでてこないものです。第三者であるコンサルタントが勝手に考えたアイディアでは、実行することが困難だったというのは、よくあることです。 モチベーションを応用したセミナーやコンサルティングに関心ある方はこちら ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.05.21 Wednesday
学校経営に「教育への情熱」は必要か?
学校経営に「教育への情熱」は必要か?
いきなり、とんでもないようなタイトルです。 コンサルタントが避けたい内容かもしれません。 というのは、学校コンサルタントも建て前では、「教育への情熱」を言います。 ところが、そのコンサルティング内容をみると、経費削減などの会計上のテクニックやホームページのSEM対策など広告テクニックに関するものが多くを占めます。 これらを見ていると、学校経営で大事なのは会計や広告であり、教育は二の次のようにもとれます。 たしかに、これらのことも学校経営では大切なことではありますが、何よりも「教育」が基本です。商売にたとえれば、「教育」が商品です。 ですから、そろばん勘定や呼び込み宣伝をいくら上手に行なっても、商品が良くないとリピートがありません。 商売では、店主がお客さまからのリピートを期待するために常にしていることとは、お客さまに満足してもらうことです。良い商品を探し仕入れることに力を注ぎます。良い商品とは、「買ってよかった。」「美味しかった!」「お得だった。」と、お客さまに喜んでもらえる商品です。 この時、店主は心の中で何を思っているのでしょうか? ほとんどの店主は、お客さまに喜んでもらえることだけに集中しています。「お客さまは、どんな商品が好みだろうか?」、「どんなサービスをすれば喜ばれるだろうか?」と、お客中心に物事を考えます。そんなお店は、たとえ、今流行っていなくても、将来的に必ず繁栄することでしょう。 このように、繁栄しているお店では、しごとに「情熱」があります。これは、学校でも同じことがいえます。教育にかける情熱が溢れている学校では、すべてに活気があり募集活動も順調です。ところが、情熱のない学校では、教職員のモチベーションも低く、学生にもやる気がみられません。 この元がトップにあるということは、トップご本人が一番ご存知なことです。トップ自身のモチベーションが高く、毎日、「教育にかける情熱」が保たれていれば、すべて良い方向に運ぶということは、他から言われなくても、本人がよく分かっておられることなのです。 ところが、組織のトップだからといっても人間です。常にモチベーションを高く維持することは困難なことです。特に、学校経営で多くの問題があるなかでは、毎日「教育にかける情熱」を保つことは、並大抵なことではありません。 それでは、どうすれば情熱を維持することができるのでしょう? モチベーションを保つための2つの方法がありますのでご紹介します。 一つは、『見猿、言わ猿、聞か猿』です。 一般的に人の中に入ってくる情報はマイナス要素が8割以上といわれています。新聞、テレビなどマスコミからの情報やニュース。職場では教職員や学生の状況。家庭に帰っても…。マイナス要素を含む情報ばかりです。 一日のほとんどが、マイナスで占められているなかで、それをまともに受け止めていたなら、どんなに人格のすばらしい人でも暗くなってしまいます。人間はそれほど強くありません。過信することは危険です。自分を守るためには、先ず、マイナス要素を心の中に受け入れないことが大事です。 そのためには、先程申し上げた『見猿、言わ猿、聞か猿』が、活きてきます。 嫌なものを見たり聞いたりしても、受け流す余裕が必要です。そうすると、自分も腹立つこともなくなり、愚痴を言わなくなります。 また、他人に消極的なことを言うと、その消極的な言葉は自分が聞くことになります。ですから、自身が発する言葉ほど自分に影響を及ぼすものはありません。他人に言葉を発する前には、マイナス的要素ではないかよく見極めることが大事です。 「天に唾を吐く。」ということわざがありますが、まさにその通りになってしまいます。 わたしも『見猿、言わ猿、聞か猿』を実行しただけで、かなりの効果がでています。 とり合えず、テレビと新聞のニュースを見なくするだけでも世の中が明るくなります。 ニュースを見なかったら、世間のことが分からなくなると不安におもわれるかもしれませんが、モチベーションを低下させるリスクと比較すると、ずっと大事なことだということがお解かりになるとおもいます。 もし、ご心配であれば、軽くニュースを読み流して情報として耳に入れるだけにされ、まともに受け止めないことです。 いままで、モチベーションを下げない方法についてお話しましたが、もう一つの方法は、モチベーションが低下してしまっている場合に、モチベーションを上げる方法についてお話します。 モチベーションを上げる方法については、いろんな方法や理論があります。 たとえば、「早寝・早起き」、「感謝法」、「目標」、「勝利リスト」、「イメージ法」…など、たくさんのモチベーション向上の手法があります。 でも大事なことは、どんな良い方法や理論であっても実行可能であるか、続けることが出来るかということになります。 自分にとって何が最良な方法であるかは、他人ではなく自分自身の潜在意識がいちばん知っています。いわゆる直感というものです。この直感を信じることはどんな場合でも大事なことです。でも直感を信じても大丈夫だろうかと疑ってはいませんか? 自分を信じてください。自分を信じることはとても重要なことです。自分を信じることができなくては何もできないからです。 「成功者は自分を信じ、自分の直感を信じました。凡人は他人を信じたから自分の思い通りの人生を歩めませんでした。」とよく言われます。 では、どうすれば、直感を引き出せるでしょう? 日常の生活でマイナス要素を極力少なくし、心を静かに保ち、「できる。」と、自分に言い聞かせ、自分を信じていると、心の声が聞こえるものです。 間違っても、心がマイナス要素で乱れている状態に聞く心の声では、邪念のほかなんでもありませんので注意してください。 直感により、自分のモチベーションを高める方法が「ウォーキング」ということであれば、それを取り入れればいいでしょうし、「スポーツジムで体力づくり」であれば、それを実行すればいいのです。ほかにも、「アファメーション」や「目標」を毎朝、声に出すことがベストであると思えば、それを実行すればいいのです。 重要なことは、すべて自分を信じて行動するということです。他人の言葉を聞いても、最終的には、自分の考えによるのですから、はじめから自分の直感を信じることが大事なことです。 「できる。」「自分にはできる。」と信じることが、モチベーションを上げる秘訣です。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.05.12 Monday
介護福祉士4年制大学8割定員割れ
遅くなったのですが、こんな記事を発見したので参考までに掲載します。
やっぱりという感じですね。 これは、4年制大学を対象にしたアンケート結果ですが、専門学校でもおそらく同様の結果となるでしょう。 ただ問題なのは、このような結果をみて暗くなるのではなく、「だめになる学校では何が駄目だったのか?」とか、「今、努力をすれば逆にチャンスなのでは?」というように前向きに考えることが大事なことです。 前向きに考えるヒントはこちら→ http://ueb-a.com/ 2008.05.11 Sunday
苦しいとき、何を考えているか?
苦しいとき、何を考えているか?
前回のウォーキングの話のつづきになります。 昨日が雨のためウォーキングを休んでしまったので、今朝は肌寒く、「雨が降ってくるかな?」というような曇り空のなかでしたが、ウォーキングを決行しました。 ところが、自宅から公園まで15分ほど自転車を走らせ、公園に着き歩き始めると、すぐに小雨が降りだしたのです。 「戻ろうかなあ?」と一時思ったのですが、折角ここまで来たのだからと歩きだしたところ、雨は、段々と本降りに。 公園の外周は3キロメートルほどありますので、このまま1周歩くと、雨で濡れた体は冷えてしまい、健康のためのウォーキングで風邪をひくようなことにあれば、家族からも笑いものになります。 でも、止みそうにない雨に諦めたその時、わたしの心に思ったのは、「速く歩けば、体も温まるだろう。」でした。 体を温めるために速く歩くことに神経を集中し、雨の中を歩いていると、「寒い。」「辛い。」ことが苦でなくなるのです。 大発見でした。 「寒い。」「辛い。」そして、「最悪だ。」と、思ったところで雨が止むわけではなく、余計に落ち込むだけです。 何を考えても状況が変わらないのだったら、前向きな考えかたをした方が気持ちも楽になり、楽しくなります。 そんなことを考えながら歩き出発地点に到着すると、体も温まり口からは白い息も出ていました。しかし、無常にも雨は本降りになっていたのです。 自転車に乗り帰り道を急ぐと、折角温まった体が、また、冷えてきました。 今度こそは、最悪な状態です。 何とか考え方をプラスにせねばと横を見ると、喫茶店があります。そのとき、わたしの脳裏には、「暖かいコーヒーが飲みたい。」そして、「風呂に浸かり温まりたい。」という想いが浮かんだのです。 これだけ雨で濡れたあと、風呂に浸かり温まった後、コーヒーを飲み、さらに体を温めるのは、最高の贅沢な気分になれます。 さらに降りつづける雨のなかにも関わらず、わたしの頭の中は「風呂とコーヒー」だけがイメージされ、嬉しい気分で自転車をこいでいました。 今までのわたしであれば、この状態の中、このような気分はあり得ませんでした。 思いを変えただけで、これほど状況が変わったのです。 今までも、理屈では分かっていたつもりだったのですが、実際に体で体験すると、身にしみて理解ができたのです。 人生やしごとでも同じですね。 人生やしごとでは、良いこと、悪いことがサイクルで訪れます。これは誰も避けて通ることはできないことだと思います。 でも、そのとき、起きた現実にたいして、「落ち込む。」のか、「前向きに考える。」のかという選択する自由は誰にもあります。 心の内面で暗いことをイメージしていては、状況がよくなるはずがありません。反対に、心の内面が明るく前向きであれば、必ず状況は好転するはずです。 そのためにも、どんな状況であれ、「前向きに考える。」ことは重要です。 そして、頭で考えることは、意識的にプラス方向に考えることが必要です。これを放っておくと、マイナスな考えが心を占領するからです。 心を静めて、「プラス思考」と「マイナス思考」のどちらを選択するのかを判断することで、将来が決まります。 成功者と呼ばれる人たちは、大事な場面で重要な選択肢が必要なときに正しく選択できた結果なのでしょう。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.05.09 Friday
ジョギングは健康に良くない
ジョギングは健康に良くない
最近、ウォーキングを始めました。 えっ?ジョギングではないの?と思われるかもしれないのですが、 健康のためにウォーキングを始めて、1ヶ月ほど続いています。 実は、タイトルにあるように、当初、ジョギングから始めたのです。ジョギングを始めた動機というのは、「東京マラソン、ホノルルマラソンで走りたい。」と思ったからです。 ところが、いきなり年甲斐(50歳)も無く無理をしたらしく、膝関節痛と腰痛をおこしてしまいました。 健康のために始めたつもりが、余計に身体を壊してしまい、翌日からは整骨院に通うはめになったのです。 整骨院の先生からは、私のようにふだんから運動をしていない者は、健康のためには、無理な運動をするよりストレッチなどの軽い運動のほうが良いと勧められ、「走るのは諦めて、当分、安静にしなさい。」とのことでした。 これでは、折角やる気を出して始めたジョギングも三日坊主どころか一日坊主になります。 整骨院の先生が言われるように、「私にはジョギングは向いていない。」「余計なことはしないで、今までどおり大人しく生活しよう。」と、頭のなかで影の声がささやきました。 もちろん、当初の目標をここで断念しても、身体を壊したという理由もあり、家族に対しても十分な言い訳もできます。 そして、「ジョギングを諦めよう。」と、思いつつも諦めきれず、公園に散歩に行ったときです。 私の前を足元がふらつきながら歩いてくるかなり高齢の男性がいました。 ふつうは、誰かが介助しないといけないくらいの高齢者です。その人が、自力で一生懸命、歩いているのです。明らかに、自分の体力維持のために歩いているようです。 そして、その高齢者の方にとって、今できることを頑張っているのです。 その隣を60代後半のグループが、かなり速いペースで走って追い越していきました。 わたしより10歳、20歳以上も年長の人たちが、こんなに元気に走る姿を見て悔しい思いもしました。 しかし、この二つの出来事から私が学んだことは、「欲張ってはいけない。でも、簡単に諦めてもいけない。」でした。 今、自分にとってできることから始める。そして、それを続ける。 続けることにより体力(筋力)も向上し、いつか走ることもできるに違いない。 そう思ってから今日まで1ヶ月、ウォーキングを続けています。お陰さまで歩くスピードが日に日に速くなっています。 毎日、歩くことが楽しいのです。それは、また当初の夢が現実になるかもしれないと思ってきているからなのです。 大事なことは、簡単に諦めることで、最初の思いを無駄にしてはいけないということです。 諦めたら、それですべてが終わってしまいます。 諦めかけた時でも、今の自分にできることを探し、工夫し努力すれば、必ず、解決の糸口が見えてきます。 学校経営に限らず、どんなことでも諦めたらだめです。諦めるということは、思考がストップしますし、また、努力もしなくなります。 諦める直前には、マイナス的なことを考えるので、良い方向に進むはずがありません。 ところが、世の中には、困難なことや障害があると、すぐに諦める人と、反対に決して諦めない人があります。 すべての成功者は、後者の何が起きても諦めない人です。この人たちは、目標を追う途中で、多少の困難や障害が起きても屈せず、常に努力をして成功を掴んでいます。このようにして、成功者というのは、成功するための心構えが備わっています。 成功者となった人たちの多くが、大きな障害を乗り越えてきていることも事実です。 その中でも、エジソンの話が有名ですので紹介します。 エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗したという話は有名です。 彼の友人は、失敗を繰り返すエジソンに「また失敗したのか。いつまでその失敗を繰り返せば、あきらめるんだい?」と言ったそうです。 これに対し、エジソンは「私は1度だって失敗していないぞ。駄目な組み合わせを数多く発見したことはあったがね」と答えたそうです。 つまり、他人から見た失敗も、エジソンにとっては、大成功を収めるまでの小さな成功であったということです。 これこそが、同じ事象に対して、ものの見方や考え方の違いで、大きく変わることの代表例です。 このように目標を立てたら、何事が起きても揺らいではいけません。 予想していない障害が起きるとか、たとえ失敗したとしても、それは、計画を変更すればいいことであって、目標を断念することではないのです。 学校経営者として大事なことは、何が何でも目標を達成するという情熱です。 学校創立時や自身が経営トップになられた時に、創業理念や教育理念という大きな目標を掲げられたはずです。 それらを実現するために経営者が情熱を注ぐと、学校役員のほか、教職員や学生までが理解を示し目標に向かって動き出します。 トップが弱気であれば、そのまま弱い気持ちが伝わってしまいます。ところが、トップが信念をもって学校経営にとりかかれば、リーダーシップが機能します。 経営で大事なことは、経営スキルやテクニックではなく、経営者としての心構えなのです。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 1/1 |