2019.12.25 Wednesday
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学生を集める学校コンサルタントのブログ半永久的に学校を繁栄させるには、【真の学生募集】を実践することが不可欠です。専門学校をはじめ大学、短大の学生募集に特化したコンサルティングを専門とするスクールマーケッターが、学校を繁栄させるためのノウハウをこっそりお教えいたします。
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2008.03.27 Thursday
感動こそ最大のブランド戦略
感動こそ最大のブランド戦略
どの学校も受験生を多く集めるために、何をすれば一番効果があるだろうかと頭を悩ませます。 そして、広告を出せば、「受験生が増えそう。」な気がして、募集経費のほとんどを費やしてしまいます。 ところが、実際、広告を増やしてみると良く分かるのですが、広告に掛けた費用ほど募集効果があがってないことに気付きます。 それでも広告を出してしまうのは、なぜなのでしょう。 それは、 営業マンの素晴らしいセールストーク。 特に苦労しないで済むから。(金銭面の投資はかさみますが。) 大手の学校が出している広告をよく目にすることで、「人気校=広告効果による」との妄想が生まれる。などの理由からだと思われます。 広告のほかにも、学生募集のためにやり過ぎと思われるのは、学校を建て直したり、設備面にばかり経費をかけることです。 はたして、学校が新築になったからといって、どれだけ受験生が増えると思いますか? 確かに、募集担当者が建造物に自信をもってセールストークすることはできます。 でも、受験生が学校選びをするとき、「学校が新しい・設備が整っている」によって学校を選んだ基準にした割合は、あまり多くありません。 (JSコーポレーション、2006年高校卒業者アンケートによると、全国平均が男子17.1%、女子17.5%、ただし複数回答のため割合が高くなっている。) それよりも多いのは、学科・コースの内容(女子44%)、就職状況(女子34.9%)、学校の雰囲気(28.2%)なのです。 マーケティングの効果から考えると、施設や設備面が立派なことよりも「教育内容が充実している」、「卒業後の就職が約束されている」、「学校全体の雰囲気が良い」ということの方に力を入れる必要があります。 これらのことのために力を注げば、学生が集まることはデーターが示しています。 それなのに、どうして効率の悪い努力をする学校が多いのでしょうか… それは、学生募集に関しての専門家(マーケティングのプロ)ではない人たちが、過去の経験や他人の真似、思いつきによる発想から行なっていることが多いからなのでしょう。 参考のために、同じくJSコーポレーションさんのデーターからですが、 「オープンキャンパスでの良い印象(女子、複数回答)」では、1位が模擬授業・体験授業の内容、2位が学校全体に関する説明、3位が最寄りの交通機関から学校までの案内、4位が案内DM、5位が在校生の対応全般、6位が教職員の対応全般、7位が昼食の案内、8位が施設見学の内容、9位が模擬授業の教え方、10位が施設見学の説明、ほかに携帯への案内メールや移動時の案内・誘導。そのほかに受付場所・受付方法というものもありました。 ちなみに10位の「施設見学の説明」のパーセンテージで15%でした。複数回答のために、どれもかなり高い割合になっています。 このデーターは、何を物語っているのかと申しますと、「オープンキャンパスで良い印象を持った。感動した。」ことは、一つの事柄ではないと言う事です。 オープンキャンパス一つをとってみても、見学者は学校全体の雰囲気からその学校の印象を感じ取っています。 もちろん、学校全体が良い雰囲気であれば、見学者も良い印象を持ち受験に結びつく確率が高くなっていくことでしょう。 ですから、学校ブランドとは、総合的な学校の雰囲気といえます。 たとえば、オープンキャンパスで学校に良い印象を持った高校生が、専門学校に電話で問い合わせをしたとします。 その時、対応した教職員が高校生に対して高飛車な対応だったら、一変にその学校を嫌になることでしょう。 そのように、学校に関することのどの一つが欠けていても、学校ブランドの評価は下がります。 人気校は、学生の雰囲気が良い、教職員の雰囲気が良い、授業内容が充実している、設備が整っている、就職状況が良い、資格が取れる、卒業生の活躍状況、交通アクセスが良い、特色がある、教育理念・教育方針が良い、などすべてにおいて評価が高いために人気があるのです。 表面的なブランディングは、その事実を広告や学校案内パンフレット、オープンキャンパス、学校見学などでアピールし、受験生に感動を与えることでできていきます。 しかし、学校の雰囲気は、先程の問い合わせ電話の例のように、日常の何気ないところから直接的、間接的に受験生に伝わっていくことが多くあります。 学校というのは、学生、教職員だけでなく、外部からの講師や業者などがいつも出入りします。また、学校の近所の住人とも毎日、学生や教職員が接触します。 その時に、「明るく、おはようございます。」と、声を掛け合うだけで、相手に良い雰囲気を感じてもらえます。 いつも、学校の周囲が綺麗であれば、見た人は、それだけで嬉しくなります。 外部から来られた人は、学生や教職員から親切丁寧に応対されると安心して好感を持ちます。 また、ブランディングでは、それ以上に、学生が喜ぶことを学校が行なっていることが重要です。 学生が学校を楽しく、やる気をもって過ごせることは、大事なことです。 そのように、学校に関係するすべての人に感動を与える学校づくりこそが、学校でのブランディングなのです。 それが、学校が一人勝ちするブランド戦略なのです。 学校ブランドができれば、学生募集にかける労力は少なくなります。 というのは、受験生から望んで来てくれるようになるからです。 → 効果的な高校訪問の方法 そのような学校の姿にすることが、学校繁栄コンサルティングの目標なのです。 2008.03.26 Wednesday
あなたの専門学校にあった戦略とは?
あなたの専門学校にあった戦略とは?
競合校の募集がうまくいっているからといって、そのままあなたの学校に当てはまる訳ではありません。 その学校とあなたの専門学校では、状況が違っているからです。 状況とは、そこに至るまでのプロセス、社会の状況、ブランド力、資金力、人材力、人気ある職種の専門学校かどうかなど、いろんな面で違ってきます。 ですから、その戦略がそのまま当てはまる場合もあれば、まったく当てはまらないこともあります。 コンサルティングを受けることによって、専門学校の現状を明らかにし、その学校にもっとも合っている経営戦略や募集戦略をつくることができます。 たとえば、今は募集も順調であるが、将来のことを考えてブランド力を強化し業界のなかで不動の地位を築きたいのであれば、「専門学校にとって何がブランドなのか?」「ブランドをつくるには何をすれば良いのか?」を追求すれば良いわけです。 自校にとってのブランドとは? 世間一般にいわれているブランドとは? 学校側からのブランドとは? 学生や受験生から見たときのブランドとは? 受験生が求めている学校(ブランド)とは? (じつは、これが一番大事な問いです。ニーズを知ることこそマーケティングのポイントだからです。) このように貴校のつくろうとするブランドを追及していきますと、答えがでてきます。 それが、これからの募集戦略で生きてくる学校コンセプトになります。 学校コンセプトが決まれば、次の作業は、「そのために、何をすることが最も効果的だろうか?」という問いです。 今、わたし達にできることは何? 将来のことを考えると、今、何をすることが重要だろうか? わたし達のやりたいことは何? (モチベーションを高めるために価値観を知ることは大事なことです。) 何をすれば受験生を最も効果的に集められるだろうか? 目標を達成するために、どれだけの費用を掛けられるか? どうすれば、もっと経費を削減できるだろうか? そのように、考えを煮詰めていきます。 そうすると、あなたの専門学校が「ブランド力を強化し将来的に不動の地位を築く。」ために最も効果があり実行可能な募集方法が、生まれます。 それが、募集コンセプトなのです。 ですから、募集コンセプトは学校独自のものであり、また、あなたの専門学校だけのものでないといけないのです。 では、現在、学校が定員割れを起こし経営難のために、このままでは学校が何年続けられるかわからない状況だとします。 いわゆる、「とにかく定員を満たしたい。」というケースです。 この場合、あなたがする質問は、「なぜ、学生が集まらないのか?」「学生を集めるには何をすれば良いのか?」の2つの問いです。 この2つの問いを学校内で徹底的に追求することなのです。 学生が集まっていた時と今(定員割れ)と、何が違っているか? 学生が集まらなくなったのは、どうしてなのか? 募集が順調な人気校は、何が良いのだろうか? 定員割れの学校の特徴は? どうですか? 学生が集まらなくなっている原因が見えてきましたか? 学生が集まる方法が、少し見えてきましたか? それでは、もう少し頑張って頭に汗をかいてください。 ここからの作業で得ることは、お金で買えない大事なことだからです。 では、質問を続けます。 今すぐにやらないといけないことは? 何が何でもやらないといけないことは? 今すぐにやめないといけないことは、ないですか? これを実行すると、高確率で募集効果が上がるだろうという事は? それは、わたし達に実行可能なことだろうか? 本気で学生を集めたいと思っていますか? 本気で学校を改革したいと思っていますか? その実現のためには、犠牲を伴うかもしれませんが、OKですか? おめでとうございます。 ここまで無事に辿りつけたのであれば、後は行動するのみです。 行動することを繰り返せば、遅かれ速かれ、目標に近づいていきます。 行動こそ目標を達成する力です。 そのためには、アイディアを整理したあとに、コミットメントすることが最重要になります。 コミットとは、期限と責任を決めて本気で実行するという公的な約束のことです。 そのようなものが取り決めていないと、アイディアは、「単なる良いアイディア」で終わってしまいます。 上手くいっている学校は、アイディアを「単なる良いアイディア」だけで終わらせていないというのが、大きな特徴だということも知っておいてください。 コミットメントについては、今後詳しくお話したいとおもいます。 → 効果的な高校訪問の方法 募集戦略、学校経営戦略について、もっと知りたい方は、下記サイトを覗いてください。 学生を集める学校コンサルタント http://ueb-a.com/ 学校コンサルタントhttp://school.okoshi-yasu.com/ 2008.03.25 Tuesday
専門学校・短大の生き残り戦略
専門学校・短大の生き残り戦略
先程、ブログを閲覧していたところ、こんなニュースが飛び込んできました。 3月13日の北海道新聞 「函館・野又学園 09年度から2専門学校の募集停止 定員割れ続き」 学校法人野又学園(函館、野又肇理事長)は十一日、運営する日本ビジネス綜合専門学校(札幌、七十五人)と函館ビジネスアカデミー専門学校(函館、百三十八人)の二つの専門学校の学生募集を二〇〇九年度から停止すると発表した。 というものです。 この学校のほかにも、まだまだ募集停止の専門学校や短大が増えていくことは必至でしょう。 現在の募集競争の状況は、予想以上に厳しいものがあります。 定員割れをしている学校や募集停止になった学校にしても、何も手を打っていないということは無いはずです。そして、生き残りをかけて、精一杯の努力をしていたはずです。 それなのに、どうして学生が集まらないと思いますか? その答えは、パイの数(進学希望者数)が限られているからです。 その限られたパイを取る学校の定員枠が増えています。 さらに、募集努力をしているのは自校だけでなく、他の学校もおなじように必死に学生を集めているからなのです。 今日、学生募集に関する社会状況はかなり変化しています。 何年か前に学生が集まったからといって、 「今までと同じようにやっていて、学生が集まる訳がないのです。」 現在、定員割れをしている、学生募集で苦労をしている学校というのは、ほとんどがこのことが原因になっています。 学校経営でなくても、物を売る会社、飲食店、サービス業などでも同じです。 一時、景気がよく儲かっていたのに、現在、下火になっている、または、倒産にまで追いやられた会社も少なくありません。 ほとんどが、時代の流れについていけなかったからなのです。 人間の心理というのは、過去の栄光や成功体験などが体に染み付き、そのことがどうしても脳裏から離れません。 「わたしの経験からすると、それは…」となるのです。 ところが、その経験が当てはまらないのが、今の時代なのです。 それは、当然のことなのですが、今の時代をだれも経験していないからなのです。 経験していないことに対して、過去の自分の成功体験や失敗の体験を当てはめることはできません。 それを無理やり当てはめると、無理が生じてきます。 考え方と行動に違いがあると、一貫性に欠けてしまいます。 一貫性に欠けているようでは、何事も上手く作用するわけがありません。 もちろん、学生募集であっても、同じことです。 それでは、今後の募集方法について、どうすれば良いのでしょう? ある学校が人気もあり受験生を多く集めているからといって、その募集方法がそのまま自校に当てはまる訳ではありません。 というのは、いくらその学校が上手くいっていても、全ての面において自校とは状況が違うからです。 そこに至るまでのプロセス、ブランド力、資金力、人材力、人気ある職種など、自校とは状況が違うはずです。 それをそのままモデリング(真似)しても、上手くいきません。 行動に移すまえに大事なことは、自校の今の状態を多面的に把握することです。 まず、自分のことを認識してから、一番適している方法を探らないといけません。 自分のことを知ることが大事です。 そして、直ぐにできることから行なってみることが重要になります。 とにかく、やってみてから考える。 その成果を分析して結果が良ければ、更にそのことに力を注ぐ。 結果が悪いようだと、どこが悪かったのかはっきりさせ、改善していく。 その繰り返しが、着実に前に進んでいきます。 問題なのは、「わたしの経験では…」と否定的なことをいって何もしないことです。 そして、今までどおりを続けることです。 現在のような戦国時代に生き残るには、自身のパラダイム転換をすることが大事です。 パラダイム転換ができると、時代の流れをつかむことが出来、今の社会ニーズに適合した学校経営や募集戦略もできます。 社会のニーズ・欲求に合わせた学校経営や募集戦略がとれると、人気校になることは間違いないでしょう。 「受験生が探している学校」「進学希望者が行きたい学校」だからです。 一昔前に流行ったような学校側の理想を押し付けた学校経営や募集戦略が上手くいく時代は終わりました。 それが上手くいく学校は、すでに学校ブランドがつくられた人気学校だけです。 何度も申し上げましたが、本気で生き残りをかけるなら、スクールマーケティングについて学ぶ必要があります。 そして、学校コンサルタントからアドバイスを受けることも早道です。 もちろん、そのためには、できる学校コンサルタントを選ぶことも重要になります。 間違っても、学校の現場を知らないコンサルタントに頼ってはいけません。 次回は、個々の学校が置かれた状況にあった戦略について、お話したいと思います。 → 効果的な高校訪問の方法 2008.03.21 Friday
中学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない
中学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない
いきなり、「学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない。」というタイトルですが、 学校を経営されていると、こんなことも想定する必要があります。 と申しますのは、今からお話することは、氷山の一角だからです。 まずは、このニュースをご覧ください。 <校内暴力>福岡・田川の中学生2人を逮捕 [ 03月14日 21時09分 ] 毎日JP 福岡県田川郡内の中学校で男子生徒8人が授業妨害を繰り返し、校長と教頭が休職・自宅療養となっている問題があり、県警田川署は14日、グループの3年生(15)と2年生(14)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。2年生は校長室の湯飲みを割り、3年生は校長用ロッカーをけって損壊した疑い。2年生は容疑を認めているが、3年生は「(扉が)開いていたロッカーを足で閉めただけ」と否認しているという。 1週間前のニュースですが、どのニュースを見ても中学生が事件を起こし逮捕されたとしか書かれていません。 実は、この逮捕された中学生が、事件を起こすきっかけになったのには経緯がありました。 毎日新聞によると、彼ら不良グループは授業をまともに受けない、授業を妨害することの繰り返しだったので、空き部屋になっている美術室に不良生徒を集めて自習させていたそうです。(毎日、勝手に遊ばせていたと言う方が正しいかも。) 学校に来ても、毎日が自習で退屈になった不良生徒のグループは、ゲームや足温器を持ち込むなどして、美術室はたまり場に変わったようです。 その状態を放置していた学校側が、このままでは駄目だとおもい、彼らの持ち物であるゲームなどを無断で片付けたために、不良生徒が逆切れを起こし校長に暴力行為を働いたというわけです。 似たようなケースは、どこにでもあります。 以前にわたしの娘が通う中学校でも、一人の男子学生が野球バットを振り回し、教室のガラスを割るなどして逮捕されたことがありました。 これは、前日に中学生の友人が、テニスラケットを持って校長室に乱入したことで、学校側がすぐに警察に連絡しました。 その学校側の行為に対して、その中学生の友人が学校側に抗議(暴力的ですが)をしたことが発端でした。 この事件に至った経緯も、先程の福岡の中学校のケースと同じように、不良の生徒が、いつも授業を受けずに校内を俳諧していたようです。 そして、その状況を教師も無視していたのです。 どうして無視したかというと、彼らが授業中の教室内にいないほうが、教師としては良かったのです。 逮捕された生徒いわく、 「どうして、すぐに警察を呼ぶんや。俺らは先生に正面から叱ってほしかった。」 とのことでした。 教育を知らない人たちからみれば、事件を起こした生徒の勝手な言い分にとれます。 ところが、ここに事件に至るまでの真相があります。 落ちこぼれというのは、いつでも、誰からも見放されます。 親からは、 「又、お前か。」「やっぱり、お前か。」「何度、言ったら分かるの。」「お前なんかいない方が。」… そして、学校に行けば、先生から 「又、お前か。」「やっぱり、お前か。」「何度、言ったら分かるの。」「お前なんかいない方が。」… どこに行っても彼らの想像どおりに周りの大人が反応します。 そして、彼らの頭のなかには、「やっぱり、みんな俺のことをそんなふうに思っているんだ。」と、なります。 そして、先生への信頼関係は崩れていき、学校に対しても敵意を持つようになっていくのです。 学校に敵意を持っている生徒に対して、彼らを逆なでする行為をするとどうなるでしょう。 答えは決まっています。 専門学校では、この事件のようなケースは稀です。 しかし、授業中に学生の雑談が多くて、まともに授業が出来ないことが多々あります。 そんな時に、教師が学生に対し感情的になって、「出て行きなさい。」ということがあります。 さらに、状況がエスカレートすると、先程の中学校のように講義の途中で抜け出す学生を放置する教師があります。 さらに状況がエスカレートすると、「やる気のあるものだけ授業をします。」と、他の学生が校庭でサッカーをしていても、何食わぬ顔で授業を続ける教師もでてきます。 その場面だけをみると、授業を妨害する学生に非があるようにとれます。 ところが、このような教育方法をとると、事態は悪くなるばかりです。 決してよくなることはありません。 学生の教師に対する信頼はなくなり、学校に対しての不信を抱かせるからです。そのようになると、その授業だけでなく、ほかのどの授業や教師に対しても悪く影響していきます。 「教育」をしらない教師になると、迷惑学生を無視することが良い方法だと勘違いし、真似する者まで出てきます。本当の話です。 学生を教育するには、教師の根気が必要です。 根気を持って学生に対応するには愛情が必要です。 学生に愛情を持つには、教師の教育にかける情熱が不可欠になります。 当然のことです。 ところが、人間の心理というのは、努力することよりも楽な方法を選択します。 毎日、困難な学生に振り回されるよりも、そんな学生を無視して楽な授業を行いたいとおもってしまうのです。 そのような教育をしている学校に将来はありません。 事件を起こさないまでも、教師が学生をほったらかしにしている学校に誰が行きたいとおもうでしょうか? 学校が繁栄するためには、その学校に行きたいと思わせる学校にしないといけません。 学生募集の基本は、「行きたいと思う学校づくり」からです。 無料レポート「閉校事例に学ぶ学校改革」は、こちらから無料ダウンロードできます。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.03.19 Wednesday
専門学校の就職率は学生募集に影響するが、それ以上に重要な…
専門学校の就職率は学生募集に影響するが、それ以上に重要な…
ご周知のように、専門学校の就職率が良ければ、学校の評価も高くなり入学を希望する受験生が増えます。 反対に就職率が低いようですと、その専門学校に入学しても就職が出来ないかもしれないとの不安から入学を希望する受験生が減ってしまいます。 このことは、誰でも知っておられることです。 そのために、どの専門学校でも就職率をあげるために、就職試験対策に力を入れています。 これら就職に向けての専門学校の努力は、良いことです。 ところが、この就職試験対策以上に重要なことがあるということを、ほとんどの専門学校が忘れてしまっているのです。 就職試験以上に重要なこととは何でしょう? 実は、専門学校生の就職後の定着率が年々下がっていることにあります。 就職してから1年以内に退職する者が、年々増えているのです。 それどころか、就職内定後の研修中や就職1ヶ月以内に辞めてしまう者までが、続出しているのです。 こんな状態が増えると、専門学校卒業生の就職受入れ先では、予定していた新人社員の枠が不足してしまい、困ってしまいます。 突然、新人社員に退職された企業からは、就職辞退者やすぐに辞めた者への不満が起こります。そして、その不満から出た怒り矛先が、その卒業生を送りだした専門学校へと向けられます。 「もう二度と、あの専門学校からは、就職を受け入れられない。」 このようなことがあると、学校と企業との信頼関係は、一度に崩れることになってしまいます。 それどころか、「あの専門学校は程度が悪い。」と、 社会に悪い口コミまで流されることになってしまいます。 悪い口コミの影響は、今後の就職への影響だけでなく、学校のブランド価値をも下げてしまい、入学希望者まで減ることにつながってしまいます。 このような事にならないようにするためにも、就職内定先のドタキャン(突然のキャンセル)や就職1年以内の退職などが、起こらないようにすることが重要です。 ところで、そのようなドタキャン組が、どうしてドタキャンするのかをご存知ですか? 実は、彼ら(彼女達)ドタキャン組には、ドタキャンをする共通の理由があります。 それは、「自信のなさ。」です。 就職後に、その会社で勤める自信がないのです。 自分には、「同期の者や先輩と同じように働ける能力がない。」との自信の無さからくる不安によって、会社への拒絶反応を示すのです。 実際、彼らでも、そこで少し辛抱すれば、それなりに力は付いていくものです。 しかし、彼ら(彼女達)には、そこまで辛抱する精神力もないのでしょう。 折角、専門学校を卒業し就職まで決まったのに、可愛そうな話です。 なにが、そこまで彼らの自信を無くしたのでしょうか? と言うよりも、専門学校では、彼らに「社会で通用できる。」と思わせるだけの教育をしなかったことが大きな原因です。 もちろん、専門学校だけでなく、それまでの高校、中学校、小学校にも原因があります。 ところが、最終責任は最終的に学生を受け持った専門学校にあるはずです。 専門学校を希望して入学した学生にしても、専門学校で学べば資格を取得するだけでなく、就職出来、社会人として頑張れるとの期待感から入学してきたからです。 彼らのその純粋な気持ちに報いることが出来なかった専門学校の責任は大でしょう。 専門学校といえば「就職」というほどに、専門学校では「就職」が大きなウリです。 このことを疎かにしていては、競合校との競争で必ず負かされます。 他の専門学校だけでなく、短大、大学を相手に競争しても、この「就職」をウリにできる専門学校は、学生募集競争でも大いに有利です。 「就職」は、社会的ニーズによって学校ブランドをつくります。 そして、「就職」は、専門学校のコンセプトとしての本来の差別化戦略でもあります。 このように、ただ就職するだけでなく、その後も専門学校で学んだことに自信を持って、専門職で働けるような人材育成をするシステムづくりが、今後、専門学校が生き残る道ではないでしょうか。 専門学校改革の無料レポートは、こちらからダウンロードしてください。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.03.18 Tuesday
良心に基づいた学生募集戦略が大事な理由とは?
良心に基づいた学生募集戦略が大事な理由とは
一見すると、中々考えられた戦略計画なのに成果が上がらない。 こんな経験がおありではないでしょうか? 著名なコンサルタントのセミナーや出版物で学んだことをそのまま実行しているのに どうして、成果が上がらないのだろうか? 他の専門学校では、わたしと同じように行なって、多くの学生を集めている。 どうして、このような違いができるのかと、悩まれたことはないでしょうか? 経営とは面白いものです。 経営は、マニュアルどおりにいかないから面白いのです。 マニュアルどおり行なえば、上手くいくのであれば マニュアルさえあれば、誰が経営者になっても、うまくいきます。 経営、とくに学校経営では、経営者の心が反映されます。 学校を経営されるような方というのは、「世の中のため、国家のために。」という気持ちが強くあります。 そのような良心が強い方が、収益だけを目的とする学校経営を行うと、本来ある価値観との間にギャップを生じます。 学校経営が収益だけを目的としていなくても、収益を得ることを優先していたら同じ事になります。 このように、良心が強い方が収益優先の学校経営を行なっていると、学校経営者の良心が傷むことになります。 経営者が良心を傷んだ状態では、まともに学校経営ができるはずがありません。 経営者が少しでも悪いことをしていると思っているようでは、どんな経営でも繁盛する訳がありません。 少し前には、赤副餅など食品偽装事件がマスコミを賑わせましたが、これも、お店が繁盛していた頃、経営者にも罪悪感が無かったときには、こんな問題も起きませんでした。(経営者の価値観に合っていたから経営に矛盾がなかったのです。) ところが、北海道のお土産で有名な「白い恋人」やミートホープ社の食肉偽装が社会的に問題となり、赤福の社長の心に迷い(社長が今まで持っていた価値観が変わり、良心が痛みだした。)がでたことから、赤福の社内の様子が変わっていったのです。 経営者に迷いがあれば、組織は崩れていきます。 その結果が、内部告発ということに繋がっていったのです。 (もちろん、内部告発が悪いのではなく、賞味期限の偽装行為そのものが悪いのですが、ここでは、経営者の良心が経営に影響を及ぼしているという事例で、お話させてもらっています。) お分かりのように、経営では経営者の価値観(または良心)と経営戦略が一致していないと、正常に機能しません。 ジョセフ・マーフィー博士やナポレオンヒルなど多くの成功哲学者が、 「心で思ったことは実現する。」といわれています。 この場合の心とは、潜在意識のことであり、顕在意識との一致により心の内外に強く働きます。 ところが、潜在意識と健在意識が違う事を考えていて、ギャップがあると、「良心が痛む。」「でも、わたしには出来ない。」などとの思いを生むことになるのです。 そして、そのマイナス思考がマイナスな現実をつくるのです。 ですから、どんなに他の学校が学生募集で効果を上げていようと、その戦略やテクニックが、経営者やそれを実行する教職員の価値観に合っていないと、反って悪い結果につながることがあります。 ですから、経営戦略を立てる前には、しっかりと経営者の価値観を明確にして学校経営のビジョン、募集コンセプトを考える必要があるのです。そして、少し動いては立ち止まり、経営者の価値観から外れていないか、確認することも大切なことです。 私のスクールコンサルティングでは、個々の学校に一番合った学校経営を考えるために、以上のようことをコンサルティングしています。 詳しくは、こちらをご覧ください。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 2008.03.14 Friday
今、介護福祉の専門学校が危ない
今、介護福祉の専門学校が危ない
介護福祉の専門学校では、全国的に定員割れや募集停止という状況が増えています。 その理由はというと、福祉の現場は、「仕事がきつい」、「給料が安く、結婚後の生活が心配」というのがあります。 また、福祉施設の経営者側からは、「報酬が低く、人件費を抑えないとやっていけない」、「施設を開所したが、職員が集まらない」という声が聞こえてきます。 どれも切実な問題です。 他にも、厚生労働省が介護福祉人材の補完策としてフィリピン人介護福祉士の受入れを表明しています。それに伴い、国家試験制度もすべての人が国家試験を受けないといけなくなるようです。 ところが、その国家試験に落ちた人には「准介護福祉士」という1ランク下の資格が与えられるなどと言われていますが、度々、国の方も決めていた計画が変わるので、福祉を希望する人たちからは、国に対して不信を持たれている感があります。 仕事がきつい、辛い、安い、上に、このように、将来が不安であれば、高校の先生に限らず、保護者や知人なども、人情的に「福祉はやめた方がいいよ。」となります。 この状況を逆なでするように、マスコミもマイナス要因をピックアップして視聴率をあげようとします。 介護福祉の専門学校が、この現況をしっかりと認識しないで他の分野の専門学校や短大と同じ戦略をとっていたら、この分野の3分の1程度の学校が募集停止や閉校に追い込まれるでしょう。 どうして、3分の1程度なのかというと、いくら福祉の人気が無くなってきたからといっても、介護福祉の社会的ニーズは、それなりにあるからです。 専門学校が、ここで我慢をして学校を存続できれば、将来的には、必ずいい日がやってくることでしょう。 実は、福祉関係のみなさんが一番良くご存知のように、今後15年から20年後に介護福祉関係のピークが訪れます。これは、団塊の世代が、介護を必要とするようになるからです。 その団塊の世代が介護を必要になったときのために、法的に介護福祉関係が整備されました。介護保険制度や、介護福祉士(国家資格)などです。そして、時代のニーズによって介護福祉士を養成する専門学校や短大の設立も国から要請されたのです。 日本や地球に想定外の異常事態が起きない限り、15年から20年後には介護福祉のニーズがピークを迎えます。 それは、突然に来るのではなく、序序に増えていきますから、施設や事業所もその時までには、かなりの数に増えていく事でしょう。 これは、今、専門学校に入学した者が、35歳から40歳になったときの出来事です。 福祉の現場で、35歳から40歳というと、職場では一番油ものっており、その時には主任や課長の役職についていることでしょう。 中には、施設長などトップになっている人が居られても不思議ではありません。 とにかく、介護福祉の現場でその年代まで頑張った人たちが、その現場でリーダーシップをとっていると予想できます。 これほど、自信をもって予想できる職種が、ほかにあるでしょうか?ありません。 現在、どれだけ景気がよく好調に収益をあげている企業であっても、明日、どうなるか分かりません。 福祉の分野でも、同じだろうといわれるかも知れませんが、この分野は別です。 というのは、介護福祉の分野(社会福祉)は国家が推し進める事業です。つぶす訳にはいきません。 景気が悪いからといって、介護福祉の施設や事業所を簡単につぶしていては、利用者に悪影響がいきます。 民主国家の日本が、そんなことはできません。 国民の信頼がなくなり、政権を維持できなくなるからです。 日本という国は、団塊の世代がベビーブームで生まれたときから、日本の経済、政治、などを主導しています。 その延長が、今後15年からの介護福祉分野なのです。 ですから、多くの企業もこの介護福祉分野に参入してきています。 「その流れに乗ることが、これからの若者の賢い選択だ。」 ということを、学生募集のあらゆる機会にアピールしないといけません。 介護福祉分野の専門学校や短大が、学生を集めたいのであれば、 このことを大きな声で言わないといけません。 このことを、高校生だけでなく、高校の進路の先生もほとんどが知りません。 おかしな話ですが、福祉の現場で働く人たちも、この話を聞くと、モチベーションがあがります。 現場の職員でも、マンネリ化で忘れているのかもしれません。 養成校の知っている人たちが教えてあげないと、知る機会もないのです。 私は、福祉の専門学校の将来は、明るいと予想しています。 ただし、この厳しい時を乗り越えるために、一歩先を行こうという勇気のある専門学校ならではのことです。 専門学校改革のためのコンサルティングに関心ある方は、 こちらをご覧ください。 2008.03.11 Tuesday
「お客様の声」を学校マーケティングで使う
「お客様の声」って、ご存知ですか?
「お客様の声」とは、新聞の折込チラシやダイレクトメールの広告の中に、必ず出てくる宣伝商品の利用者の感謝や感想の欄のことです。 テレビ通販では、商品説明の時間よりも、利用者が感想を述べる時間の方が長いくらいです。 それくらい、「お客様の声」は、マーケティングでは重要視されています。 それは、充分な効果が実証されているからなのです。 学生募集というマーケティングでも、この「お客様の声」を使わない手はありません。 学生募集では、「学校見学者の声」、「入学者の声」、「在校生の声」、「卒業生の声」、「教員の声」、「就職企業の声」などと使うことができます。 良くあるのは、学校案内のパンフレットや学校ホームページの中で、「在校生の声」、「教員のメッセージ」などがあります。 でも、「お客様の声」は使おうとおもえば、他にもいろんな所で使えます。 ところが、学生募集(マーケティング)では、もったいないと思えるほど、「お客様の声」は有効につかわれていません。 なぜかというと、学生募集の担当者が「お客様の声」の効果について、知らないからなのです。というよりもマーケティングについて無知なのかもしれません。 どの学校でも、学生から喜こばれ感謝されたというような良いお話がたくさんあります。 そんなアピールできる出来事をマーケティングで利用しないというのは、本当にもったいない話です。 今日のブログでは、わたしの秘密のアイディアを一つお教えいたしますので、ぜひ、実行してみてください。 素晴らしい効果があります。 そのアイディアとは、 そろそろ卒業式の時期です。この時期だからこそのアイディアです。 先ず、それぞれの教員と学生が一緒に並んだスナップ写真をいっぱい撮ります。もちろん、最高の笑顔で撮ってください。すべての教員、すべての学生が写るくらい多く撮ってください。 写真だけでなく、学生から一言メッセージを書いてもらったら、より見栄えがします。 それを、学生や教員がいつでも目にとまるような所に掲示するのです。 これで終わりです。 なんだ、これだけかと思われたかもしれません。 ところが、この効果を考えたことがおありでしょうか? 教員と学生のスナップ写真の効果は、 1、その写真をとっている行動自体が楽しい思い出になります。また、そのことで学生と教員のコミュニケーションもとれます。 2、教員が、その写真やメッセージを見るたびに、懐かしさからモチベーションがあがります。 3、卒業生が、母校に帰って来たときに、その写真を見て学生時代を思い出し、また、いつまでも自分のことを忘れずに大事にされていることで喜びます。その喜びが口コミをしてくれます。 4、入学者や在校生が、自分たちの学生生活や卒業をイメージします。自分たちもこのように幸せな学生生活を送れるとイメージすることで、良い方向に向きます。 5、受験生(高校生)が学校見学をしたときに、この写真を見ることで、貴校の雰囲気をその写真のイメージのように描きます。「楽しい」「学生と先生が仲良し」「学生生活が充実している」など、あなたの学校に対して好印象をもってもらえます。 6、学生以外の一般の来校者がその写真を見ることで、受験生や在校生が思うようにあなたの学校に対して好印象をもちます。一般の来校者があなたの学校に対して、良い印象を持つか、悪い印象を持つかで口コミは正反対になってしまいます。 など、もっとあるのでしょうが、主だった効果だけでもこれだけあります。 ところが、わたしがしっている限りでは、このアイディアを使っているところは、数えるだけです。 本当にもったいない話です。 どうしてだと思われますか? 「面倒」、「本当に効果があるのだろうか?」、「時間がない」… いろんな理由をあげられ、実行できないのです。 それは、学生募集担当者に本当のマーケティングの知識がないからなのかも知れません。 だからこそ、チャンスがあると思います。 他人がやっていないことをやることが、差別化だからです。 このブログの読者さまは、一歩前を行って学校を繁栄させてください。 現在、スクールマーケティングの無料セミナーを行なっています。 興味がおありの方はこちらからお申込みください。 2008.03.10 Monday
学生を集める理屈はかんたん
学生を集める理屈はかんたん
学校経営の問題は、学生募集を成功させることで、ほとんどが解決できます。 学校経営の問題としては、経費(人件費を含む)の削減、人事の問題、教学の質、会計の問題などありますが、何をおいても学生を集める、定員を確保することが最優先することです。 定員の確保が出来ていないと、学校の形がつくれないからです。 いくら会計などの経営テクニックを駆使したとしても、学生が集まらないのでは話になりません。 学校経営では、学生募集ありきなのです。 この初歩のなかの初歩のマインドセットができていないと、学校を繁栄させることはできません。 学校経営で、この学生募集を最優先するというマインドセットができれば、後は簡単です。 学生を集めるためには、何をすれば良いのか?を考えればよいのです。 どんなビジネスでも、経営を改善するに当たって、先ず行なうことがあります。 それは、現状分析です。 自分の現状を把握しないで、無鉄砲に広告を出したとしても、募集効果がでるはずがありません。 無鉄砲に学校訪問をしても、募集効果がでません。 無鉄砲にダイレクトメールを出しても、受験にはつながらないでしょう。 先ずは、自校の学生募集について、あらゆる角度から分析しないといけません。 資料請求数、学校見学者数、受験者数、合格者の歩留り率、などのデーターから分析します。 どうして数が減ってきたのか?を分析します。 あの時、何をしていれば、もっと数が増えていただろうか?を考えます。 教職員みんなで頭をひねって、分析します。 そして、アンケートを取ります。 学校見学の参加者から。受験生から。入学者から。在校生から。卒業生から。教職員から。非常勤講師から。アンケートを取ります。 データーやアンケートを分析すると、いろんなことが見えてきます。 学生募集の効果があがっていない原因が、教職員のやる気の問題であったり、教育の質の問題であったりします。 募集低下の原因が解かると、 募集改善のためには、何をするべきかについて考えます。 何をすれば、学生募集に効果があがるのかが解かれば、 後は、それをどのようにすれば良いのか?を考えれば良いわけです。 これもみんなで頭をひねれば、簡単にこたえは出てきます。 その後は、みんなでやるべきことを地道に実行すれば良いのです。そうすれば、間違いなく学生は集まってきます。 学校コンサルティングの理屈は、これだけなのです。 すべての学校が、こういったことを実行されたら、私どもコンサルタントはお手上げになります。 ところが面白い事に、学校での実際は、この解かりきったことが出来ない事にあります。 「知っていることと、行なうことは別。」 理屈が解かっていても、実際は中々出来ない事って多いものです。 でも、コンサルタントが少しアドバイスするだけで、面白いように事が運びます。 このちょっとしたサポートが、コンサルタントの仕事のなかで大きな役割を果たしていると、わたしは思っています。 学校コンサルティングについて詳しくは、 こちらをクリック 2008.03.09 Sunday
学校経営者にカリスマ性は必要か?
学校経営者にカリスマ性は必要か?
昨夜、テレビを見ていると、浦和レッズの藤口光紀社長が特集されていました。 浦和レッズというと、昨年(2007年)は、AFCチャンピオンズリーグ初優勝、そして、FIFAクラブ・ワールドカップでは、アジアチームで最高の3位を獲得するなど輝かしい成績を残したあのチームです。 そして、今シーズンは日本代表のFW高原直泰選手を獲得するなど、常に話題に事欠かないチームです。さらにサポーターも熱く、真っ赤に染まったレッズ色のスタジアムが揺れているような応援が印象的なあのチームです。 その浦和レッズは、観客動員数でもダントツの1位でした。 ちなみに昨年の1試合当たりの平均観客動員数は46,667人、年間動員数は793,347人でした。 これは、Jリーグの平均観客動員数19,081人をはるかに上回る数です。また、2位のアルビレックス新潟の38,276人よりもはるかに上回っています。 その浦和レッズも2003年までは、年間平均観客動員数が2万人台を超えることはありませんでした。それが、2006年に社長が藤口氏に代わってから、観客数が以前より倍増するほどの人気チームに変身したのです。 番組のなかで、その浦和レッズの藤口社長にインタビューしていたのです。 藤口社長のコメントで面白かったのが、最初、藤口氏が社長に就任したときに、藤口社長が、ある事業家の方から「事業家だったら、もっと大きなことをやれ。」と言われたことです。 それから、彼は発奮し、浦和レッズをJリーグ1の収益会社に成長させたのです。 これは、コンサルタントのわたし自身にとっても、とても心に響くお話でした。 日常の仕事に流されていると、当初、事業を始めたときの理想を忘れてしまうものです。そして、「何とか会社を経営できているから、あり難いことだ。」と、理想を追うことがなくなってしまいます。 生活できているだけで満足してしまうような小さな人間になってしまうのです。 一般人では、少欲知足という言葉にあるように、こんな考え方も大事かもしれません。 ところが、事業家(学校経営者)にはこれは当てはまりません。 それは、周りにライバル(競合校)があるからです。 今の学校経営は、昔のようにのんびりとはできません。 少子化の影響と過剰ともいえる学校の乱立があり、競争が激化しているからです。 弱い学校が、強い学校に併合されるか、閉校に追い込まれていきます。 現在の学校経営は、弱肉強食の世界なのです。 学校を経営する以上は、学校を学生や教職員に安心して満足する教育の場所にしなければなりません。 それには、常に大きな理想が必要となります。 それは、 「より立派な教育理念」 「より大きな学校経営の拡大目標」です。 このように、学校経営者が大きな欲望を抱くことは、周りの人を引きつけます。 いわゆるカリスマ性と呼ばれるものです。 リーダーには、カリスマ性が必要なときが多々あります。 リーダーが小さな志の人だったら、誰もついて来ないからです。 「青年よ。大志を抱け!」かの有名な言葉です。 学校経営をされる方自身が、大志を抱けないのでは、学生に対しての真の教育を期待できません。 学校経営者は、小さく収まってはいけないのです。 学校を繁栄させるために、学校経営者が持たないといけない考え方を学びたい方は、 こちらから無料レポートを請求してください。 ⇒ 学生募集における差別化戦略 |