学生を集める学校コンサルタントのブログ

半永久的に学校を繁栄させるには、【真の学生募集】を実践することが不可欠です。専門学校をはじめ大学、短大の学生募集に特化したコンサルティングを専門とするスクールマーケッターが、学校を繁栄させるためのノウハウをこっそりお教えいたします。

 

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『学校コンサルタントが教える
学生募集の方法』

(PDF310ページ)
募集戦略やコンセプト構築についての
アイディアが満載!


学校コンサルタントが教える コンサルティング・マニュアル

学校コンサルタントを雇わなくても、自分でコンサルティングができてしまう学校経営者のためのマニュアルです。

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学生満足度が大学の生き残りを左右する

 「大学、定員割れ」というキーワードで検索をしてみたところ、興味のあるタイトル名のサイトが多く検索されました。

中でも、「教授はホームレス予備軍、大学が危ない!」(NEWS WEB JAPAN)は、特に興味あるタイトル名でしたので、すぐに拝見させてもらいました。

日本私立学校振興・共済事業団の冠地和生・財務相談支援センター主任研究調査員の談話が掲載されていましたが、やはりという内容でした。
(下にご紹介します。)

欠員率が高いから、その大学が危ないというわけではない。問題なのは、大学が学生に満足感を与えられるかどうかです。
ウチには、全国の私大から相談が寄せられるのですが、その件数が飛躍的に増えているし、中身も深刻になっている。
真剣に悩み改善し充実させたうえ、受験生や学生に支持されたところは生き残るし、そうでないところは淘汰される。
著名か著名でないか、偏差値が高いか低いかはあまり関係ありません。

大学が偏差値で受験生を振り分けていた時代は終わった。受験生が大学を選択する時代だが、その選択の基準である「満足度」は、ある程度、明確である。」


学生満足度に関しては、私のブログやホームページでも何度となく、お伝えしていることなのですが、やはりという感じですね。

学校側が学生を選ぶ時代が終わり、学生側が学校を選ぶようになると、当然、マーケティング理論が成り立っていきます。

顧客は、顧客が満足できる商品またはサービスを買い求めるからです。
学校においても、同じように、受験生(学生)が満足できる教育が受けられるところを受験するというのは、当然すぎるといえば、当然の流れです。

このような記事が発表されれば、すぐに、「満足度、満足度」と、言葉だけが先走りするのでしょうが、
では、「学生の満足度」とは、何でしょう?

学生の満足というのは、ある一人の学生がその教育に満足していることが分かったとしても、そのまま、別の学校に当てはまるわけではありません。

「えっ?」と思われるでしょうが、
じつは、学校それぞれのコンセプトが違うからです。そして、ターゲットも違うからです

ターゲットが違うのですから、他の学校のターゲット(受験生)の「満足」が、そのまま当てはまらないということになるのです。

では、どうすれば、自校の「満足」を探すことができるでしょうか?

それは、自校の学生に聞くしかないのです。
いくら、教職員が頭をひねっても、本当の答えはでてきません。

「学生の満足度」は、学生でしか分からないのです。

「それじゃ、学生からアンケートをとればいいんだ。」というようなものでもないのです。
もちろん、学生からアンケートをとることは、大事な作業ですが、
もっと大事なことがあります。

それは、学生から本音を聞くことです。
アンケートでは、ある程度、表面的なことは調べることができても、学生の本音ということに関しては、どうしても調べられません。

そのためには、学生個人と面接して、学校の良いところ、悪いところ、直ぐに改善しなければいけないところを聞かないといけません。

そのように、学生から本音を聞きだすには、普段からコミュニケーションが良く取れていて教員と学生との信頼関係がないと、難しいものです。

でも、教員に信頼があると、学生は、いろんなことを教えてくれるものです。
そうすると、「あの先生が嫌いだ。」とか、悪口にとれるものも出てきます。

ところが、その本音が、重要なのです。
ただ、学生から「不満足点」を教えてもらっただけで終わってしまったなら、同じことです。

大事なことは、改善箇所を改善することなのです。
その一つ一つの改善の積み重ねによって、「学生満足度」が向上するのです。

そのようにして、調査結果を改善行動に移すことができる行動力のあるところが、最終的には、生き残っていくのでしょうね。

学校コンサルティングに関心のある方はこちらも参考になります。
ご覧ください。


⇒『学校コンサルタントが教えるコンサルティング・マニュアル』

『学生を集める学校コンサルタント』


→ 効果的な高校訪問の方法

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| 学校改革 | 12:53 | comments(1) | trackbacks(0) |
基本を制する学校が繁栄する真実

 勉強でもスポーツでもビジネスでも上手くなる1番のコツは、「基本」に忠実なことです。

勉強の場合、いきなり応用問題を解く練習ばかりやっていても、本当の学力はつきません。
スポーツの場合でも、たとえオリンピックで金メダルをとった選手にしても、毎日の基礎練習は欠かしていません。

同じように、経営であっても、基本が出来ているから、景気不景気に左右されず繁盛していけるのです。

経営の基本とは、何だと思いますか?

それは、じつにシンプルなものです。

経営の基本

1、ニーズのある商品を売っている
2、集客力がある
3、リピートが多い
4、顧客からの信頼がある
5、利益が上がる



他にもありますが、以上のことができていると、経営は繁盛し存続します。
これは、誰も否定できないことです。

「なんだ、そんなこと誰でも知っているよ。」
と仰られるかもしれませんが、経営の基本とは、それくらいシンプルなことです。

ところが、いつも繁盛している会社もあれば、倒産する会社もあるのは何故でしょう。

知識としては、経営の基本を知っているのですが、実行していないのです。
実行していなければ、知らないのと同然です。

会社の経営状態が悪くなってから、「何が悪いのだろうか?」とか、「どうすれば経営が上向くのだろうか?」と悩んでしまうのです。

そして、これと全く同じことが、学校経営でも起きる場合があります。
そんな時には、先程の経営の基本に照らし合わせて考えると答えがでます。


学生が思うように集まらない場合に、考えられる原因として

1、学生や受験生が、本当に学びたいカリキュラムであり、授業内容、教育方針であるか?
2、学生募集テクニックを駆使しているか?
学生募集テクニックとは、もう少し詳しくいうと、「適切なメッセージを適切なメディアに載せ、適切なマーケットに届けること。」です。
3、毎年、同じ高校からの受験生があるか?無いとすれば、何故無いのか理解しているか?
4、顧客である在校生やお得意先の高校から、自校への信頼度調査を行なっているか?不満点について改善しているか?
5、募集計画を綿密に立てているか?そして、計画の見直しをしているか?



当然すぎるほど、当然なことなのですが、実際、学生募集でつまづくケースでは、この学校経営の基本ができていないことが多くあります。

ですから、これらの一つでも、思い当たる点があれば、そこが問題箇所であり、改善されるべきなのです。

これら基本をはずれて、戦略を練ったり奇襲戦法をつかっても、一時しのぎであり、本当の意味での学校繁栄を確立することは困難になります。

学校を繁栄させるための学生募集力を強化したいなら、こちらもご覧ください。
 

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| 学校改革 | 08:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
学校改革のアイディアを簡単に出す方法

昨晩、某テレビ局番組の「カンブリア宮殿」(司会:村上龍)に、品川女子学院の漆校長が
出ていましたので、ご紹介します。

品川女子学院といえば、わずか7年で偏差値が20ポイント以上アップし、
入学希望者数も60倍に跳ね上がった凄い学校です。


昨日のテレビをご覧になることができなかった方のために、
カンブリア宮殿HPより抜粋しましたので、お読みください。


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2008年11月24日放送(TV東京)

「やる気のスイッチを入れる極意!教えます。」

ゲスト:漆 紫穂子(うるし・しほこ)氏
(品川女子学院 校長)

【放送内容】

「時代の変化に対応させる、組織改革」
それを、教育業界で実現させた人物がいる。
80年以上の歴史を持つ中高一貫教育の女子校、
品川女子学院の6代目校長 漆 紫穂子(うるし・しほこ)だ。


80年代中ごろ、この学校の偏差値は平均以下、また受験生たちには不人気で
1学年の生徒数が「わずか5人」という、廃校寸前の危機に陥った。


漆は、学校の校名、校舎、校則、制服など、あらゆるものを大改革した。
さらに、生徒のモチベーションを上げるために
自主性を重んじた、ある仕掛けを作り出した。


これで品川女子学院は、わずか7年で偏差値が20ポイント以上アップし、
入学希望者数も60倍に跳ね上がった。


品川女子学院はいま、生徒が「ヤル気のスイッチ」を入れる、ある取り組みをしている。
その名は「28プロジェクト」。
「28プロジェクト」とは、大学入試を生徒の目標にさせるのではなく、
28歳をゴールにして、将来の目標を据え、逆算して必要な教育を受けさせる
品川女子学院オリジナルのライフデザイン教育。


漆は、この「28プロジェクト」に、ビジネスも持ち込んだ。
企業とのコラボレーションによる新商品開発、株主総会、企業体験…
こうした実践的なビジネスを通し、生徒の「ヤル気のスイッチ」が入る。
生徒たちに将来の夢を尋ねると
「科学捜査研究所勤務」「再生医療の道に」「裁判官に」と
具体的、かつ多彩である。


生徒のモチベーションを高め、潜在的な能力を引き出す術に、迫る。
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(日経ビジネスから)
漆さんが品川女子学院の教師になったのが1989年、その後わずか7年余りで次々に大胆な改革を行った。

 例えば「品川中学、高校」から「品川女子学院」へ校名変更、セーラー服からかわいらしいチェックのプリーツスカートの制服への転換、漆家が借金の個人保証をしたという校舎の全面改装。北品川駅前の校舎は茶色の壁で外界と隔てられ、セキュリティーも万全だ。構内にはおしゃれなカフェテリアもある。しかし、それらは少子化時代に生き残ろうとする私学なら、どこでも考えつきそうなことだ。

 「見た目の改革は、氷山の一角に過ぎません。1990年から、中と外の改革を7年ほどの間に一気に進めました」。中の改革とは、進路指導の充実などカリキュラムを変えることはもちろん、広報の見直し、教員採用の充実などを含む。現在、品川女子学院はTOEICを指標とした英語教育や、企業とのコラボレーション教育でも知られている。高校2年の時点でTOEIC990点中830点をマークした生徒もいるという。

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どうですか?

あなたの学校のこれからの戦略の参考になるとおもいます。

漆校長のお話のなかで、特に印象的だったのが、
「教師としての経験しかなかったのですが、学校改革という情熱のために
学校経営に無我夢中で取り組みました。」
ということです。

学校改革では、良いと思ったことは、とにかく取り入れ実行していったそうです。
ところが、うまくいったのは、10の内、1つか2つ。

周囲からの反対や不評も多かったそうですが、
成功が1つ2つと増えていき、学校改革の成果がでてくると、
状況は一変していったのです。

学校改革に限らず、会社でもお店でも同じことが言えます。

戦略計画を立てても、すべてがうまくいくことなど稀です。
品川女子学院のように、10の内1ついけば、いい方です。

改革で重要なことは、前向きにチャレンジする精神です。
実行力にあります。

そして、漆校長もおっしゃっていましたが、チャレンジしてみて、
うまくいかなかったときには、直ぐに中止する勇気です。

この柔軟性も大事なことです。
上手くいかなかった。失敗したときに、直ぐに見極めて方向転換することも大事です。

でないと、どんどんと、深みにはまっていくからです。

品川女子学院の結果だけ見ていると、凄いアイディアを取り入れているように
思うかもしれないですが、どこの学校でも、それくらいのアイディアはあります。

ただ、違うことは、「実行力」です。

どうして、実行力に差がでると思いますか?

それは、学校トップのモチベーションにあります。
学校トップに迷いがなくなり、教育への情熱を取り戻すことができれば、
モチベーションは、高まります。

学校トップに積極性がでれば、やる気は教職員へも伝達していきます。
学校全体のモチベーションがあがれば、学校改革のアイディアなどは、
自然とでてくるものです。

それは、「ウチの学校ならできる。」という自信からなのです。
学校トップのモチベーションを上げることができれば、教職員は自校の可能性を信じるようになります。

よく、「良いアイディアは無いですか?」と尋ねられる方がおられますが、
アイディアは、自分の頭の中で寝ていることが多いものです。

学校改革で重要なことは、良いアイディアを出すことができるように、
学校全体のモチベーションを上げることにあります。


⇒ 学生募集における差別化戦略



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| 学校改革 | 13:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
創業理念を前面に出せば学生が集まらないのは、なぜ?

ビジネスを起業して失敗するケースで、もっとも多いのが、
自分の売りたい商品(サービス)に関するビジネス」だそうです。


反対に起業で成功するケースというのは、
「お客が欲しいものを探してはじめたビジネス」だそうです。

この話を聞くと、納得してしまいます。

私もそうだったのですが、ビジネスを起すときには、
「お客さまにこんなサービスで喜んでもらいたい。」と、思ってはじめました。

でも、実際に営業をしてみると、自分が与えたいと思っていたことと、
お客さまのニーズ・ウォンツが違っていることに気がつきました。

それでは、営業がうまくいくはずがありません。

こんなふうにして、起業したときには、自分の思い込みが強いために、
「自分の商品は良い商品(サービス)なので必ず売れるはずだ。」となるのですが、
お客には受け入れてもらえません。

ビジネスで失敗する場合というのは、自分の思いとお客の思いにギャップがあるのです。
できれば、自分の思いがお客と一致しているのがベストなのでしょうが…


実は、学校経営学生募集でも同じことが言えます。

学校側が考えていることと、受験生との間に考え方のギャップが大きいと、
応募が少なくなって当然です。


学校側が考えていることと、学生との間に考え方のギャップがあれば、
学生の満足度が減って当然です。



それでは、どうすればいいのでしょうか?

学生募集で効果をあげるためには、受験生のニーズ・ウォンツを調査することが必要です。
そして、受験生のニーズ・ウォンツに合わせた教育内容や学生生活を計画しアピールすることです。


受験生というお客さまに来てもらうためには、受験生が望むモノを売ることしかありません。
こんな簡単な道理なのですが、頭が固くなると、中々実行できないものです。

これから学校を繁栄させることを優先させるのであれば、
時代の流れを察知して、柔軟に対応することが大事なことです。

時代とともに、若者の考えや嗜好、生活すべてが変化しています。
いつまでも、創業時の考えを貫ける良き時代は、終わりました。

現在の社会のニーズ・ウォンツに合わせた教育サービスによって、
学生を満足させることで、学校経営は、安定することでしょう。


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| 学校改革 | 16:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
学校経営では学費滞納は大きな問題
「学費滞納4億5955万円」

今朝の毎日新聞の一面記事に載っていました。
全国の都道府県立高校で06年度の授業料・入学金の滞納が総額4億5955万円に上ることが毎日新聞の調査で分かった。(大阪府が最も多く2億2921万円)督促強化や条例・規則改正で出席停止・退学の措置をとれるようにするなど対策強化に乗り出した自治体も多い。調査では、入学金を滞納している都道府県は、4府県(大阪、埼玉、岐阜、富山)だけだった。
余談ですが、文部省の発表している調査結果では、滞納、退学率の多いのは、学力が低い学校に多いという結果報告もあります。

この記事は、専門学校だけでなく短大、大学でも興味深い内容です。というのは、他人事では無くなってきているからです。

私学においては、入学金、学費の収益で学校経営が成り立っています。この収益が学費滞納という行為で減ってしまったら、いろんな弊害がでてきます。

また、学校の収益という観点からだけでなく、学校という教育現場で社会ルールを守らない者を野放しにしておくと、学校のモラル低下や、校則の権威がなくなることにもつながってしまいます。

もちろん、学費滞納には学生個人やその家庭の経済状況など様々な問題があることでしょう。それでも、育英会などの奨学金制度を利用することもできます。おそらく、経済状況が良くない家庭の場合は奨学金を利用していることの方が多いはずです。それなのに、入学金や学費を滞納しているのが実体です。

この理由で多いのは、「自分だけでない。」という理由なのです。
これは、初めにご紹介した記事を詳しく読むと、滞納者が多いのは一部の都道府県(大阪府では全体の滞納額の半分)に偏っているという事実から判断できます。反対に滞納者が少ない都道府県(秋田、石川、京都、愛媛、長崎、熊本、大分、沖縄)では、滞納が0といことからも分かります。

やはりと思ってしまうのですが、この「自分だけでない。」「周りもやっている。」という人間心理が、このような結果を招いているのです。
ですから、学費滞納を無くすには、減らす努力ではなく「滞納0」にしないといけないということでしょう。

下手に善良人ぶって、「学生が可愛そう。」というのは誰でもできますが、最後までその学生の経済上の面倒まで出来ないのがふつうです。

最初、入学金の滞納を認めてしまうと、その学生(学生の保護者)は、その後の学費納付に関しても、困ると又、「学校が学費の納付を待ってくれる。」と思ってしまいます。そうなると、悪循環になります。

学校が特例で学生一人を助けると、次から次へと他の者も認めないといけなくなります。特例を出したその時から、特例は特例でなくなります。学校の秩序威信は、とたんに崩れていきます。

校則が無視されると、他の真面目に校則を守っている学生からは、「いい加減な学校」というレッテルを貼られ、学校に対する不満も増えていきます。
ですから、たとえ学生1人の入学金や学費の滞納を許す行為が、これほど大きなリスクを負うということを想定していないと、後々、取り返しのつかないことになってしまいます。

では、反対に学校が、「徹底的に学費滞納を許さない。」という行動をとったとしたなら、どんなリスクが予想されるでしょう?

1つは、単純に「入学金を準備できない学生」が入学してこないので、その分、入学者が減るのでは?という不安がでてきます。
もちろん、そのような「入学金を準備できない学生」は、減りますが、そのことと入学者の増減は別の問題です。入学者を集めることは、正しい募集戦略とそれを効果的に実行したことで、成果が上がるからです。

他の努力をしないで、「入学金を準備できない学生」を多く集めたいのであれば、規則を甘くすることも必要だということでしょう。

2つ目のリスクは、「学費滞納者の進学を認めない」ということを実行することで考えられることは、「留年するなら退学しよう。」という学生が増えて、結果的に学生数が減る(収益も減る)のではという不安でしょう。

しかし、これも、学校側の勝手な思い込みであって、実際、それを徹底的に実行すると、ほとんど(他から学費を用立てられる)の学生は期限どおり納入します。

これは、以前、私が勤めていた専門学校でのことなのですが、進学時の学費滞納を許してしまい、かなりの人数の学生が滞納のまま2年次に進級していました。そのまま卒業を迎えると、卒業時には1年次と2年次の学費がたまっているのですから、進級時の時よりもはるかに大変なはずです。
ところが、その学校では卒業時の滞納は一切認めていませんでしたので、毎年、そんな状況にも関わらず、ほとんどが学費の未納分をきちんと納付して卒業式に間に合っているのでした。

しかし、学生(保護者)にすれば、このように卒業前にまとめて大きな金額を準備するよりも分割して、支払っている方が楽にちがいありません。
当の本人も分かっているのですが、「先伸ばしの心理」や、進級・卒業できない場合に学費未納のまま退学したほうが得だという「駆け引き」があるからなのです。

この場合、学生(保護者)には、「ふつうに真面目にやっていれば進級や卒業できる。」ことをきちんと説明してあげることが必要です。その上で、「進級・卒業の条件で不足しているのは学費だけ」なのだということを言ってあげると、「何をすることが得策か?」は、誰でも理解できます。

3つ目のリスクは、「厳しすぎるのでは?」というのがありますが、これは、厳しくすることで学校への反抗などトラブルが増えるのではとの不安からです。
確かに、そのことで、「この学校は厳しい。」と思われますが、それがそのまま学校への反抗やトラブルへと繋がることはありません。

どうしてかと申しますと、学生が学校への反抗心を持つ、学校(教師)とトラブルになるというのは、「規則を守る」ということと別の問題であるからです。そのような問題が起きるのは、ほとんどが、はじめに教師と学生のコミュニケーションがとれていない、学校が学生を理解していないことから起きているがからです。

ですから、規則を厳しくすることで入学者が減る、退学者が増えるという不安リスクよりも、学内や学外から「規則が徹底したきちんとした学校」という良いイメージを持たれるメリットの方が多くなります。

このようなことを書くと、単純に「学生に督促を出す」という教職員がでてきますが、これは、学校を尊厳あるものにしたいならば、してはいけない行為です。

なぜなら、学校は企業ではありません。また、社会でもありません。「学校は、企業や社会に送り出すために学生を養成している教育機関」です。
いくら社会通念で督促行為が認められていても、教育の場で「学生に督促を出す」ことは、学生(保護者)への配慮に欠けます。

教育現場で督促行為を行なってしまうと、学生(保護者)や世間からは、「金儲け主義の学校」というレッテルを貼られます。
こんなレッテルが一度でも貼られてしまうと、後からどんなに努力しても、その学校にはブランドや威信からはほど遠い「金儲け主義の学校」になるのです。

では、どうすれば、学校は督促もしないで学費滞納を減らすことが出来るでしょう。

先ずは、入学時に徹底的に規則を守らせることです。そのためには、学校説明会の場や学生(保護者)からの問合せの時に、はっきりと規則について説明してあげることが大事なことです。ここで、あやふやな表現で答えてしまうと、トラブルを生むことになりますので気をつけてください。

どこの学校でも、入学後直ぐには校則を学生に配布し、その説明も丁寧にします。ところが、ほとんどの学校では、その後、そのような機会がないのです。
もちろん、時間がとれないという理由がありますが、一度の説明で頭に入っている学生の方が少ないのが現状です。
それに、卒業までに校則を見直す学生が、どれくらいいることでしょう? 余程の理由がない限り、ほとんどが見ないことでしょう。

ですから、一度だけの説明や校則を渡しただけでは、「学費滞納を無くす」ことにはつながりません。
本気で「学費滞納を無くす」のであれば、本気でそのことに取り組まないといけません。

そのためには、時間をつくり、校則(学費納付)説明の機会を数回設ける、また、保護者へも同じように「学費納付」についての案内を定期的に送るべきです。これは、入学後直ぐに続けて行なわないと、進級前や卒業前では意味がありません。

「学費納付」の説明する手紙に関しても、「学費納付」のことだけに集中して書く必要があります。そのようにしないと、学校が何を言いたいのか伝わらないからです。
また、手紙の内容では、相手の立場を配慮していることも重要なことです。それによって、学校の立場も理解してもらえることになるのです。

最後までお読みいただき有難うございました。
学校の諸問題の解決、学生募集の方法などにご関心のある方はこちらもご覧ください。

⇒ 学生募集における差別化戦略
 
| 学校改革 | 13:04 | comments(1) | trackbacks(0) |
学校経営を成功させるには、成功事例を真似れば良い
学校経営を成功させるには、成功事例を真似れば良い

当然なことなのですが、成功を望むのであれば、成功者の真似をするのが一番の近道です。

出来る人の真似をすれば、出来るようになる。
出来ない人の真似をしていれば、いつまで経っても出来ません。

これは、学校経営でも当てはまります。
学校経営で成功するには、成功している学校の「どこが良いのか?」を分析する。そして、そのいい所をモデリング(真似る)することで、成功に近づきます。

ところが、学校経営で失敗した学校というのは、この単純な原則を無視した行動をとったことが原因だったりします。
「わたしは違う。」「わたしだから出来る。」など、自分に自信があり過ぎることに原因があったのでしょう。

他にも、成功している学校の表面だけをとらえて、しっかりと内面を分析していなかったことから、このような間違った行動をとってしまったというものもあります。

このような失敗事例を学ぶことは、参考になりますのでいくつか例を挙げたいと思います。

反面教師という言葉がありますが、成功例だけでなく失敗例を参考にすることは、これからスムーズに成功の階段を登るためには、大事なことです。

以前、わたしが勤めていた専門学校で失敗した例なのですが、「入学者が減ってきたので、男女共学にすれば、受験生が増えるだろう。」という単純な発想から、共学を取り入れました。

結果、どうかというと、確かに男子学生が入学してきましたが、目に見えるほどの募集効果はありませんでした。
それ以上に、共学になったことで起きたことは、「程度の低い学生が増えた。」、「今まで以上に躾けが難しくなった。」ことです。

誰からみても、共学にした場合には、「募集が厳しくなったから、男子も受け入れるんだ。」、「誰でも入れるんだ。」と、学校の体制を甘く見られてしまいます。
そうなると、入学者のレベルが下がるのは当然です。

ですから、共学にするには、「なぜ共学にするのか?」、「共学にすることで、今後、教育方針はこうなる。」ということを明確に出来ていないといけません。
そして、それをきちんと、受験生に説明できていないと、こんな問題が起きてきます。

こんな失敗事例もあります。
「あの学科が人気あるから。」という理由で今までの学科をやめて、新しく学科を設立するケースです。これも先程のような短絡的な発想です。

以前の学科が人気が無くなり、学生募集がうまくいかなくなった原因をきちんと把握していないと、学科を変えたことで一時期学生が集まったとしても、また同じことを繰り返すことが多くあります。

どうしてかというと、学生が集まらなくなったのは、外からの影響より、内部に問題があることの方が多いからです。

将来もずぅっと学校を繁栄させる目的であるのならば、学生が集まらないという問題の本質を調べて改革することが大事なことです。

こんな失敗のケースもあります。
「中味が良ければ、自然と学生が集まる。」
確かに、先程も申しましたように、中味が良いことは大事なことです。しかし、いくら良い商品を開発したとしても売れないモノは、世の中にいっぱいあります。それどころか、ヒットしている、売れている商品が良いものと社会は評価します。

学校でも同じです。学生が良く集まる人気ある学校が良い学校と評価されます。
反対に集まっていない学校は、「何か問題あるのだろうか?」と、不信感を持たれるのです。

ですから、学生募集に力を入れることは、学校経営の基本中の基本です。

こんなケースもあります。
「門戸を広くして多くの学生を集める。」これによって、「とにかく定員を確保する。」、「学生を多く集めれば上手くいくだろう。」という考え方によるものです。

門戸を広くするとは、言葉を変えれば誰でも入学できるということです。
確かに誰でも入学できれば、受験生は集まるかもしれませんが、そんなレベルの低い学生が卒業まで授業についていけるわけがありません。

授業についていけない多くの学生は、途中でリタイアしていきます。
ところが、ついていけない学生は、リタイアするまでの期間、いろんな問題を起こします。
学校への反抗、学校の悪口などです。

もちろん、教員にしても、自分の教えている学生がリタイアすることを良く思う者はありません。
普通の教員であれば、学校の教育方針に疑念を持つようになっていきます。

このような理由から、募集でいくら成果をあげていても、「退学率が高い」学校は、学生が集まらなくなっていくのです。

こんな失敗事例もあります。
「教師にやる気がない。」、「教師があきらめムード」という最悪なケースです。

これは、学生の集まりも悪い、学生のレベルが低い、学校のビジョンが明確でないことが原因である場合が多くあります。

教師にやる気がなければ、学校を良くすることは不可能です。
では、このような教員をどうすれば良いのでしょう?

一つは、教員採用の時に、コネによる採用などではなく、採用する本人を厳密に調査、評価して、この人物であれば、「立派な教育ができる。」という人を採用しないといけません。
教師は、だれでも出来る職業ではないということを肝に銘じる必要があります。

もう一つは、やはり、校長のリーダーシップにあります。
教職員の意識を高め、教育者として、人間として、育てることは校長の責任です。
このことを出来る校長が存在する学校は、繁栄しています。

こんな失敗事例もあります。
「すべて顧客(受験生)中心に物事を考えれば、学生が集まる。」というものです。

確かに顧客のことを理解することは、マーケティングでは重要なことです。
しかし、顧客(受験生)というのは、先日もお話しましたが、「自分が欲しいものが分かっていない。」のです。

受験生中心という解釈を間違えてしまうと、受験生が望んでいるのが、「楽しい学校生活」「楽しい仲間」となるのです。
これをそのまま募集コンセプトに落とし込むとどうなるでしょう?

集まってくる学生は、自由で遊びを満喫するためにくるものばかりになります。
これでは、いくら学生を集めたとしても、学校としての体裁が成り立ちません。
そのような学校が、いつまでも続くほど社会は甘くありません。

など、失敗事例を挙げましたが、では、学校経営で成功している学校の共通している特徴には、どんなことがあるでしょう。


「定員を満たしている。」
募集が上手いことです。常に学生募集に力を入れています。
入学者を選抜できる環境をつくっているので、学生のレベルを上げています。

「ミッション、ビジョン、教育方針、教育コンセプト、募集コンセプトのすべてが一貫した学校経営となっている。」
嘘、偽りがないので広報でも受験生に伝わりやすくなります。
また、在校生も教職員も、一貫した学校経営に対して絶大な信頼を寄せ、尊敬を持っているので、学校にオーラを感じることができます。

「教育に情熱を注ぐ教師が多い。」
学校では、教師が看板です。その教師に情熱があることは大きな宣伝効果を生みます。
また、そんな情熱教師から教育を受ける学生は、幸せです。
教師が教育(又は学生)に対して情熱をもっていれば、学生に対して、なんとか分かりやすく教えようと工夫します。それが、学生からは「面白い授業」と評価されるのです。
面白くない授業からは、決して学生にやる気は生まれません。

「学校のブランドが確立されている。」「ポジショニングが出来ている。」
自校の優位性が明確で、他校と差別化されているので、競争の必要がありません。
競争の必要性がないということは、広報にかける経費も少なく済むということです。
学生募集での最終目標が、このブランドとポジショニングの確立です。

「学校の存在が、社会のニーズ、ウォンツと合致している。」
社会は時代とともに変化するものです。この変化に対応していないと時代遅れとなり、学生が集まらなくなります。
成功している学校は、常に時代を先読みし、対応が早いことが特徴です。

「就職企業との強い関係を築いている。」
最近は、専門学校だけでなく大学でも、「就職」は、募集上大きなキーワードです。
いかに、多くの求人を集めるか。どれだけ就職率を高めるか。どれだけ就職企業からの評価を高めるか。が、ポイントです。
就職実績(単純な就職率などではなく、即戦力となる人材を就職させる)を上げる学校は、それだけで大きな学校優位性があり、そして、学校ブランドとなっています。

「校長のリーダーシップが発揮されている。」
「企業はトップできまる。」「校長が変われば学校が変わる。」といわれます。
それほど、リーダーの役割は大きなものです。

「学校全体が明るく雰囲気がいい。」
学校は、教職員にとっては職場です。また、学生にとっては学ぶ場所です。
その場所の雰囲気がいいことは大事なことです。その雰囲気をつくる大きな要因はコミュニケーションにあります。
教職員どうし、学生どうし、そして、教師と学生とのコミュニケーションがとれていることが大切です。
気持ちよく仕事ができる、気持ちよく勉強に励めるのは、互いにコミュニケーションがとれているからなのです。
「学生が直ぐに切れる。」というのは、教師と学生のコミュニケーション不足が原因であることが多くあります。コミュニケーションが取れていれば、教師の嫌な注意も聞けるものです。

などが主だった特徴です。
これを読むだけで、なるほど、やはり成功している学校では、これをやっていたのだと思われたことでしょう。

遅くはありません。
学校経営を成功させるには、成功した学校の特徴をモデリングすることです。
さっそく、行動に移してみませんか。

もっと学校改革について、詳しくお知りになりたい方は、→こちらをご覧ください。

⇒ 学生募集における差別化戦略
 
| 学校改革 | 15:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
次から次へとアイディアを生むことで学校改革が進む
次から次へとアイディアを生むことで学校改革が進む

学校改革を進めるには、良いアイディアを次から次へと生むことは大事なことです。

本日の話は、次から次へと良いアイディアを生む方法についてです。

何かを企画する、何かを始めようとするときに、良いアイディアが中々、浮かんでこない。
そのような経験が、ありませんか?

わたしが、このコンサルタントの仕事をしていても、クライアント様自身で考えず、一方的にアドバイスを求められることもあります。

ところが、本来、アイディアや質問に関する答えは、それを必要としている人の頭の中にあることが多くあります。

ですから、コンサルタントの仕事というのは、クライアント様からより多くの情報を聞き出し、クライアント様自身の中に眠っている答えを導きだすことにあります。

コンサルタントが、相手のために良かれと思い一方的にアドバイスしても、それは、クライアント様にとっては、「価値観が合わない。」「費用が掛かる。」「人材がない。」などの理由から出来ないことがあります。

そのように様々な条件は、学校によって違って当然ですし、細かな内情を知っているのは、クライアント様自身なのです。

このことを踏まえて、コンサルタントは、いかに上手にクライアントの口を開かせる、多くを聴きだすかで、良い答えを見つけることができるのです。

これは、クライアントとコンサルタントの場合の話でしたが、学校内の会議などの場合はどうでしょうか?

大体、日本人の習性というのでしょうか? 建て前が先行する会議になってしまいます。
そして、そのような会議では、たとえ出席者の頭の中に良い案が浮かんでも、「どうせ、認めてもらえないだろう。」「反対されるだろう。」「それなら、黙っていよう。」と、なってしまいます。

これでは、良いアイディアを望むことは困難です。

では、どうすれば良いでしょう。

それは、会議の出席者全員が思っていることを堂々と発言でき、それをみんなが抵抗なく聞くことも大切なことです。いわゆるブレーンストーミング法という会議の方法です。

ブレーンストーミング法とは、会議(または、グループ会議)の中で、みんなが自由に思いつくまま発言・意見することが基本です。

そして、その時、誰かが出したアイディアについて、否定や批判をしないことで多くのアイディアが出ることが期待できます。
そのために考えられたアイディア発想法です。現在、この方法は大企業などで多く取り入れられています。

ブレーンストーミング会議では、話の質より量を重視します。
とにかく多くの意見やアイディアを出し合って、後から、それを煮詰めていくことがこのブレーンストーミング法の考え方なのです。

普通、アイディアというのは、一人で悶々と頭を悩ましていても、中々、良いアイディアが出てきません。しかし、一人より二人、二人より三人と話す相手が増えると、話し相手の言葉に対して考えるようになります。

そして、相手の話(考え)に対して、自分の考えを述べる。すると、また違う人が、あなたの考えに対して、自分の考えを述べる。このようにして、次から次へと新たな考えが浮かぶことになります。

重要なことなので繰り返しますが、この時、決して相手の話を否定してはいけません。ましてや批判などもってのほかです。
このようなことが起きれば、会議はまた以前のような建て前論だけの会議に戻ってしまうからです。

会議が自由に発言でき、また、どんな発言でも聞き入れてもらえるような会議になれば、組織の雰囲気もよくなり、常に前向きな意見が飛びだします。
そして、何より、今までは、禁句であったような本音の部分もでてくることになります。

そうなれば、占めたものです。
学校の問題を根底から改革することに取り掛かることができるからです。
学校改革では、表面上の問題をいくら解決しても、根っこの部分が変わっていなければ、将来、何度でも同じような問題が起きてきます。

そのためにも、教職員の本音を出させるような雰囲気づくりが重要になります。
文章で書くと、簡単なようですが、では実際、ブレーンストーミング法を取り入れるとなると難しいものがあります。

それは、今まで行なってきたこととあまりにも違いがあり、戸惑うからでしょう。
こんな時、コンサルタントのような第三者が中に入りアドバイスすると、受け入れがスムーズになります。

これも学校改革でコンサルタントが必要な理由の一つです。

⇒ 学生募集における差別化戦略

 
| 学校改革 | 10:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
中学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない
中学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない

いきなり、「学生逮捕は、他人事ではなくなるかもしれない。」というタイトルですが、
学校を経営されていると、こんなことも想定する必要があります。

と申しますのは、今からお話することは、氷山の一角だからです。
まずは、このニュースをご覧ください。


<校内暴力>福岡・田川の中学生2人を逮捕 [ 03月14日 21時09分 ]
毎日JP
 福岡県田川郡内の中学校で男子生徒8人が授業妨害を繰り返し、校長と教頭が休職・自宅療養となっている問題があり、県警田川署は14日、グループの3年生(15)と2年生(14)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。2年生は校長室の湯飲みを割り、3年生は校長用ロッカーをけって損壊した疑い。2年生は容疑を認めているが、3年生は「(扉が)開いていたロッカーを足で閉めただけ」と否認しているという。



1週間前のニュースですが、どのニュースを見ても中学生が事件を起こし逮捕されたとしか書かれていません。
実は、この逮捕された中学生が、事件を起こすきっかけになったのには経緯がありました。
毎日新聞によると、彼ら不良グループは授業をまともに受けない、授業を妨害することの繰り返しだったので、空き部屋になっている美術室に不良生徒を集めて自習させていたそうです。(毎日、勝手に遊ばせていたと言う方が正しいかも。)

学校に来ても、毎日が自習で退屈になった不良生徒のグループは、ゲームや足温器を持ち込むなどして、美術室はたまり場に変わったようです。

その状態を放置していた学校側が、このままでは駄目だとおもい、彼らの持ち物であるゲームなどを無断で片付けたために、不良生徒が逆切れを起こし校長に暴力行為を働いたというわけです。

似たようなケースは、どこにでもあります。

以前にわたしの娘が通う中学校でも、一人の男子学生が野球バットを振り回し、教室のガラスを割るなどして逮捕されたことがありました。
これは、前日に中学生の友人が、テニスラケットを持って校長室に乱入したことで、学校側がすぐに警察に連絡しました。
その学校側の行為に対して、その中学生の友人が学校側に抗議(暴力的ですが)をしたことが発端でした。

この事件に至った経緯も、先程の福岡の中学校のケースと同じように、不良の生徒が、いつも授業を受けずに校内を俳諧していたようです。
そして、その状況を教師も無視していたのです。

どうして無視したかというと、彼らが授業中の教室内にいないほうが、教師としては良かったのです。

逮捕された生徒いわく、
「どうして、すぐに警察を呼ぶんや。俺らは先生に正面から叱ってほしかった。」
とのことでした。

教育を知らない人たちからみれば、事件を起こした生徒の勝手な言い分にとれます。
ところが、ここに事件に至るまでの真相があります。

落ちこぼれというのは、いつでも、誰からも見放されます。
親からは、
「又、お前か。」「やっぱり、お前か。」「何度、言ったら分かるの。」「お前なんかいない方が。」…

そして、学校に行けば、先生から
「又、お前か。」「やっぱり、お前か。」「何度、言ったら分かるの。」「お前なんかいない方が。」…

どこに行っても彼らの想像どおりに周りの大人が反応します。
そして、彼らの頭のなかには、「やっぱり、みんな俺のことをそんなふうに思っているんだ。」と、なります。

そして、先生への信頼関係は崩れていき、学校に対しても敵意を持つようになっていくのです。

学校に敵意を持っている生徒に対して、彼らを逆なでする行為をするとどうなるでしょう。
答えは決まっています。

専門学校では、この事件のようなケースは稀です。
しかし、授業中に学生の雑談が多くて、まともに授業が出来ないことが多々あります。

そんな時に、教師が学生に対し感情的になって、「出て行きなさい。」ということがあります。
さらに、状況がエスカレートすると、先程の中学校のように講義の途中で抜け出す学生を放置する教師があります。

さらに状況がエスカレートすると、「やる気のあるものだけ授業をします。」と、他の学生が校庭でサッカーをしていても、何食わぬ顔で授業を続ける教師もでてきます。

その場面だけをみると、授業を妨害する学生に非があるようにとれます。
ところが、このような教育方法をとると、事態は悪くなるばかりです。
決してよくなることはありません。

学生の教師に対する信頼はなくなり、学校に対しての不信を抱かせるからです。そのようになると、その授業だけでなく、ほかのどの授業や教師に対しても悪く影響していきます。

「教育」をしらない教師になると、迷惑学生を無視することが良い方法だと勘違いし、真似する者まで出てきます。本当の話です。

学生を教育するには、教師の根気が必要です。
根気を持って学生に対応するには愛情が必要です。
学生に愛情を持つには、教師の教育にかける情熱が不可欠になります。

当然のことです。
ところが、人間の心理というのは、努力することよりも楽な方法を選択します。

毎日、困難な学生に振り回されるよりも、そんな学生を無視して楽な授業を行いたいとおもってしまうのです。

そのような教育をしている学校に将来はありません。
事件を起こさないまでも、教師が学生をほったらかしにしている学校に誰が行きたいとおもうでしょうか?

学校が繁栄するためには、その学校に行きたいと思わせる学校にしないといけません。
学生募集の基本は、「行きたいと思う学校づくり」からです。


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| 学校改革 | 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
専門学校の就職率は学生募集に影響するが、それ以上に重要な…
専門学校の就職率は学生募集に影響するが、それ以上に重要な…

ご周知のように、専門学校の就職率が良ければ、学校の評価も高くなり入学を希望する受験生が増えます。

反対に就職率が低いようですと、その専門学校に入学しても就職が出来ないかもしれないとの不安から入学を希望する受験生が減ってしまいます。

このことは、誰でも知っておられることです。
そのために、どの専門学校でも就職率をあげるために、就職試験対策に力を入れています。

これら就職に向けての専門学校の努力は、良いことです。
ところが、この就職試験対策以上に重要なことがあるということを、ほとんどの専門学校が忘れてしまっているのです。

就職試験以上に重要なこととは何でしょう?

実は、専門学校生の就職後の定着率が年々下がっていることにあります。
就職してから1年以内に退職する者が、年々増えているのです。

それどころか、就職内定後の研修中就職1ヶ月以内に辞めてしまう者までが、続出しているのです。

こんな状態が増えると、専門学校卒業生の就職受入れ先では、予定していた新人社員の枠が不足してしまい、困ってしまいます。

突然、新人社員に退職された企業からは、就職辞退者やすぐに辞めた者への不満が起こります。そして、その不満から出た怒り矛先が、その卒業生を送りだした専門学校へと向けられます。

「もう二度と、あの専門学校からは、就職を受け入れられない。」

このようなことがあると、学校と企業との信頼関係は、一度に崩れることになってしまいます。

それどころか、「あの専門学校は程度が悪い。」と、
社会に悪い口コミまで流されることになってしまいます。
悪い口コミの影響は、今後の就職への影響だけでなく、学校のブランド価値をも下げてしまい、入学希望者まで減ることにつながってしまいます。

このような事にならないようにするためにも、就職内定先のドタキャン(突然のキャンセル)や就職1年以内の退職などが、起こらないようにすることが重要です。

ところで、そのようなドタキャン組が、どうしてドタキャンするのかをご存知ですか?

実は、彼ら(彼女達)ドタキャン組には、ドタキャンをする共通の理由があります。
それは、「自信のなさ。」です。

就職後に、その会社で勤める自信がないのです。
自分には、「同期の者や先輩と同じように働ける能力がない。」との自信の無さからくる不安によって、会社への拒絶反応を示すのです。

実際、彼らでも、そこで少し辛抱すれば、それなりに力は付いていくものです。
しかし、彼ら(彼女達)には、そこまで辛抱する精神力もないのでしょう。

折角、専門学校を卒業し就職まで決まったのに、可愛そうな話です。
なにが、そこまで彼らの自信を無くしたのでしょうか?

と言うよりも、専門学校では、彼らに「社会で通用できる。」と思わせるだけの教育をしなかったことが大きな原因です。
もちろん、専門学校だけでなく、それまでの高校、中学校、小学校にも原因があります。

ところが、最終責任は最終的に学生を受け持った専門学校にあるはずです。
専門学校を希望して入学した学生にしても、専門学校で学べば資格を取得するだけでなく、就職出来、社会人として頑張れるとの期待感から入学してきたからです。

彼らのその純粋な気持ちに報いることが出来なかった専門学校の責任は大でしょう。

専門学校といえば「就職」というほどに、専門学校では「就職」が大きなウリです。
このことを疎かにしていては、競合校との競争で必ず負かされます。

他の専門学校だけでなく、短大、大学を相手に競争しても、この「就職」をウリにできる専門学校は、学生募集競争でも大いに有利です。

「就職」は、社会的ニーズによって学校ブランドをつくります。
そして、「就職」は、専門学校のコンセプトとしての本来の差別化戦略でもあります。

このように、ただ就職するだけでなく、その後も専門学校で学んだことに自信を持って、専門職で働けるような人材育成をするシステムづくりが、今後、専門学校が生き残る道ではないでしょうか。

専門学校改革の無料レポートは、こちらからダウンロードしてください。

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| 学校改革 | 16:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
学校改革の抵抗勢力
学校改革の抵抗勢力

「改革」「変える」「チェンジ」どれも心地よい響きの言葉です。

ところが、いざ物事を変えようとすると、必ずと言っていいほど抵抗勢力が表れてきます。
人というのは、本能的に防御するようになっているのでしょう。

たとえば、ホームレスであっても、保護され施設に収容される事を嫌います。それは、環境が変わるからです。
ホームレスが健康を害したりしたときは、施設に入る事も止むを得ないのですが、少し、体調が良くなるなど状況が改善されると、もとのホームレスの生活に戻ってしまうそうです。

ホームレスではない人たちから見れば、寒い公園で野宿をするよりも冷暖房完備で衣食も提供される施設に入るほうが、幸せに思えます。

でも、ほとんどのホームレスにとっては、今の生活環境が変わることのほうが辛いようなのです。信じがたいことなのですが、本当なのです。

このように現状を変えることは、人にとって苦痛を伴うことなのです。たとえ、それが今よりも良くなることであっても、そのための努力や将来どうなるのか分からない不安などを考えると、それ自体がストレスになるのです。
だったら、余計なことを考えないで、今のままの方が良いということなのでしょう。

第三者的に他人のことを見ると、なんでも良く解かります。

わたしも、そのような経験を何度もしたことがあります。
以前に勤務した専門学校の会議で、わたしは良く新しいアイディアを提案しました。
その時、いつも決まって抵抗されたものです。

今では当たり前のように誰もがパソコンを使っていますが、
パソコンが普及しだした頃、
「これからはパソコンの時代なのでうちの専門学校でもワープロからパソコンに変えるべきですよ。」

会議でわたしが、この発言をしただけで、たいへんなブーイングが起きたのを覚えています。
特にご年配の教員からの反対が多くありました。
パソコンを変えるということで、いろんな事務のシステムが変わります。
そうなると、ワープロしか使えないご年配の教員にとっては、自分が職場から追い出されるくらいに思ったのかもしれません。
私にとっては、「ワープロをパソコンに変えるだけ」としか思っていない事が、猛烈に反対をされたので驚いたものです。

今も職場でワープロを打っている教員が二人いるようですが、若い教員からは相手にされていないそうです。事務処理の役にたたないのですから当然かもしれません。
また、ワープロが故障したときに電気店に問い合わせをしたところ、「修理部品がないので、修理できません。」と言われたそうです。

どうですか?
これが、抵抗勢力のなれの果ての姿なのです。
厳しいお話をしましたが、自身のリスクばかり考えずに冷静になって、将来、何をすることが得策なのかをしっかりと考えれば、こたえは出てきます。



学校改革

学校改革でもおなじです。
学生も保護者も、教員も、校長も理事長も、みんな、学校を改革することは良いことだと思っています。

ところが、いざ学校の今の状態を変えることになると、実行に移せません。

学校改革が実現すれば、学生には、学校がいくら自分たちのために変わると言っても、今より管理や教育が厳しくなるのではとの不安があります。
学生の保護者にしても、自分のこどもの意見に同調します。

教員にしても、学校改革が良いことは望ましいと思っているのですが、いざ学校改革が実現すれば、上司から今までのような教育水準では駄目だと言われるかもしれない。また、給与に関しても勤務評価が取り入れられ、減額されることもある。

そんな自分自身にとって不安だらけの学校改革では、しない方が良いとなります。
だったら、今のままで充分だとなってしまいます。

校長や理事長にしても、同じです。学校改革をすれば、将来、専門学校が繁栄の道を進んでいけるだろうとの期待があります。
しかし、先程説明しましたように、学生や教員からの反対が起きるかもしれないとの不安があります。
もし、不安に思っているようなことになったら、その混乱を収めることに余計な労力がかかるだろう。と思ってしまいます。
「だったら、余計なことをしないでそっとしておく方がいい。」
となってしまうのです。

ところが、学校のこの状態をそのまま、そっとしておいて、この将来、どうなると思いでしょう?
先程のワープロ教員とおなじ結果が待っているだけです。

時代は常に進んでいます。時代についていけない専門学校が生き残れるはずがありません。
時代にマッチしているということが、社会のニーズにマッチしているということなのですから。


不安

不安、心配、恐怖

これらは、実際、存在するものではありません。
人が人の心のなかに、創った形のないものです。

将来のことなど、だれも分かりません。
将来の予想というのは、予言や占いと大差がないとおもいます。
未来のことなど分かるはずがないのですから。ただ、言えることは、その方向に行く確立が高いというものであって、必ず当たる訳ではないのです。

誰もがご存知のように、自分の未来をつくるのは自分の脳(心)だからです。
脳が指令を出して自身の方向性を決めているのです。

以前にもブログでお話しましたが、「その人の未来は、その人が心で思ったようになる。」ということです。

物事をプラスに考えれば、プラスの方向にいく。マイナスに考えればマイナスの方向にいってしまう。というあの話です。

だとすれば、不安に思えば、不安の方向にいってしまうということになるのです。
問題なのは、そのことなのです。
不安な心をプラスに置き換えられるようになると、恐いものがなくなります。

しかし、いつまで経っても不安や恐怖を引きずるようであれば、不安に思うことはやらないほうが良いかも知れません。なぜなら、不安は的中しやすいからです。
でも、それでは、いつまで経っても学校改革はできないのです。

その前に、いつでもプラス思考で物事を考えられるように、自分自身を変える必要があります。

⇒ 学生募集における差別化戦略

 
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